2024年にビジネスヘア専門のメンズサロン『MENS COCO日本橋店』をオープンしました。現在は美容師としてお客様の髪を切る時間が6割、残り4割を経営に関わる業務に充てています。サロンワークは今でも大好きで、30~70代まで幅広い年代のお客様に施術をしています。経営者のお客様も多く、仕事や経営の悩みを相談することも。お客様との会話から多くのヒントをもらっています。経営者となった今でもサロンに立ち続けるのは「スタッフとの心の距離を離したくない」という想いも理由のひとつです。現場を知らなければ、どんな戦術も的外れになる。だからこそ現場に立ち続け、スピーディに改善策を考えられる環境を大切にしています。
学生時代は、美容師免許に関わる科目はもちろん、興味がないと思っていた授業にも取り組むようにしていました。特に印象的だったのが着つけの授業。授業が進むにつれて着物の歴史やルーツ、作法の意味がわかるようになり、「正しい着つけがなぜ美しいのか」ということがロジカルに理解できるようになりました。今、メンズサロンを経営している自分にとって直接使う知識ではありませんが、「学んでよかった」と思える面白い授業でした。やってみて初めて、自分の得意や好きな分野という本質が見えてきます。興味がないからと新しいことから逃げるのはもったいない。山野美容芸術短期大学で、新しいフィールドに飛び込む面白さを知ってほしいです。

現場に出ないとつかめない空気感や課題があります
進路を考えている高校生の皆さんには、まず美容師免許の取得をおすすめします。AIがどれだけ進化しても、美容師という仕事は一時的に揺らぐことはあっても、最終的には“人の手による技術”に価値が戻ってくるはずです。だからこそ、美容師免許は一生ものの資格になると感じています。新しい業態が次々と生まれ、変化の早い美容業界ですが、そのぶん自分の力で新しいポジションを切り拓けるのが大きな魅力です。少しでも「好きだな」「気になるな」と思うことが見えてきたら、その感覚を大事にして、とことん突き詰めてほしい。続けていく中で、自分だけの強みや方向性が見えてきますし、それが将来の仕事につながる可能性が大いにあります。

以前勤めていたサロンの上司と共同でサロンを開業

MENS COCO日本橋店オーナー/美容総合学科 美容デザイン専攻 卒(2021年4月美容師免許取得コースに名称変更)/2019年卒/美容の仕事に関わりたいという想いがありつつ、高校では理系を選択していて「なんとなく4年制大学に進むものだ」と思っていたという村上さん。SNSで活躍している美容師さんを調べるなかで山野美容芸術短期大学を知り、美容師免許を目指しながら、将来的に4年制大学への進学も視野に入れられることを知り入学を決めた。卒業後は亜細亜大学に編入し経営を学ぶ。大学時代にアルバイトをしていた美容室に就職し、その時の上司と共同で現在のサロンを開業。サロン事業以外にも幅広くビジネスを展開している。
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