理学療法士として、医師の指導の下、外来や通所リハビリテーションの患者さんに対する訓練治療を担当しています。また、併設のメディカルフィットネスジムでは、理学療法士の知識と技術をもとに、シェイプアップや運動パフォーマンス向上のためのトレーニング指導なども行っています。この施設では、運動履歴や体力など、個々の情報を数値で管理、データ化し、運動効果が客観的に把握できるシステムを入れており、治療だけでなく予防にも関わることができます。治療であれ、予防であれ、前向きに取り組めるようサポートできたことで「あなたのおかげで良くなった!」と笑顔で感謝されると、大変さも吹き飛んでしまうくらいやりがいを感じますね。
この学校にはさまざまな学科があるので、多様な価値観をもった人が集まっていて、やはり卒業生もさまざまな分野で活躍していることが魅力でした。ですから、専攻以外の授業にもどんどん参加し、知識や価値観を広げるようにしていました。印象的だったのは、実習です。病院によっては手術を見学させてくれる施設もあり、積極的に見学しました。これら実習や授業で得た知識と経験は、今の仕事に本当に活きていると感じていますし、在学中に取得した資格も役立っています。卒業してから実感しているのは、学生同士の繋がりの良さですね。今でも仕事で困った際は、同級生だけでなく、先輩方にもいろいろと相談に乗ってもらっています!
理学療法士という仕事では、技術のほかに、相手の言葉を聞き、寄り添いながら真の問題点や必要とされるサポートを考えて指導していくことが求められます。そのためにも、自分の考えを伝えるだけでなく、人の話を聞く力も大切になりますね。また、学校を選ぶ際は、オープンキャンパスに参加して、サークル活動やアルバイトなど、普段の過ごし方についても先輩たちに聞いてみてください。私自身、学校の雰囲気を見ながらキャンパスライフのイメージを膨らませていました。そうして選んだこの学校の授業や実習で得た知識と経験は、今の仕事で直接活かせることがたくさんありますし、在学中に取得した資格も役に立っています。
医療法人社団明徳会 十全オアシスクリニック / Nice BeaT浜松 勤務 /理学療法学科 卒/2022年卒/人と話すこと、人が喜ぶことが好き。そんな「好き」を活かせる仕事は何か?と考えていた時に、お母さまに勧められたのが理学療法士だったのだとか。「疾病に対してだけでなく、病気予防のための運動にも関わりたい」と、クリニックだけでなくメディカルフィットネスジムが併設されている同クリニックへ。また、今後について「症例発表や学会発表を行いながら、自分の知識や情報を整理し理解を深め、よりしっかりと技術や知識を自分のものにしていきたいと思います」と高い志を持っていることを聞かせてくれました。