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理学療法士の就職先・活躍できる場所は?

理学療法士の就職先・活躍できる場所は?

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主な就職先は、病院、診療所、高齢者福祉施設など。通院が難しいお年寄りなどを対象にサービスを提供する訪問リハビリテーション事業所も理学療法士の就職先の一つです。このほか、児童福祉施設や障がい者福祉施設にもニーズがあります。職場では、医師やケアマネジャーなどの専門家と連携して働くのが一般的です。また、医療系や福祉系の就職先と比較すると数は多くありませんが、スポーツ施設やスポーツチームなどで活躍する例もあります。

医療施設

もっとも多くの理学療法士が働いているのは医療施設(病院・診療所)です。日本理学療法士協会の調査(2022年3月現在)によると、全会員13万3133人のうち8万5047人(63.9%)が医療施設に勤務しています。医療施設に勤務するメリットは、多様な症例の経験を積めること。急性期~生活期の患者さんに接して、その患者さんが意欲的にリハビリに取り組めるようにサポートします。

福祉施設

65歳以上で要介護に認定された人などが入所する介護老人保健施設、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送るためのリハビリテーションを日帰りで提供する通所リハビリテーション(デイケア)施設、障がいをもつ人などが入所する身体障がい者療養施設、障がい者の社会生活支援を行う身体障がい者福祉センターなどで働いています。また、障がいをもつ子どもが入所、あるいは通所する児童福祉施設にもニーズがあります。

地域包括支援センター

地域包括支援センターは、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う施設。地域によっては、理学療法士が配置されており、訪問保健指導を目的として個人宅を訪れ、利用者の状態を確認したり、利用者の家族に介護の方法をアドバイスしたりしています。

教育・研究施設

理学療法士のニーズ拡大により、養成校の拡充が図られているため、教員として活躍する理学療法士も増えています。また、5年以上の業務経験年数があり、厚生労働省が指定する講習会受講などの条件を満たすと、「臨床実習指導者」の資格を得ることができるので、自身の職場で仕事をこなしながら、現場で実習生の指導にあたっている理学療法士もいます。

スポーツ分野

スポーツでケガをした人の基本動作を回復させるために運動・物理療法を行うのがスポーツリハビリです。故障したアスリートを最短で復帰へと導くリハビリテーションを行うほか、疲労回復や故障しにくい体づくりまで支援します。プロのスポーツチームでトレーナーとして活躍している理学療法士もいます。

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