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医療の専門家である理学療法士さんの仕事には、何が必要なのでしょう。仕事のために鞄に入れているものをお聞きし、中を見せてもらいました。
1年めは、必ず「バイブル」を持ち歩く
理学療法士としての仕事を始めたばかりの1年目は、バイブルとして『リハビリポケットブック』や『リハビリテーション評価データブック』のような、手帳くらいの大きさの参考書を持ち歩きます。これで心肺や筋骨格、患者さんを検査するときのチェック項目などを確認しながら、仕事をします。また、リハビリ専用の手帳を作り、患者さんとのスケジュールを書いて持ち歩く人もいますし、リハビリをする時間を測るため、ストップウォッチつきの時計をいつも持っている人もいます。
三種の神器と身だしなみ
理学療法士の基本的な持ち物の中でも特に重要なのが、血圧計、補聴聴診器と、血液の中の酸素濃度を測るパルスオキシメーターの3つです。この3種の神器でしっかりと患者さんの状態を確認しながら、リハビリをすることになります。
▼①血圧計
コンパクトな手首式のものですと持ち歩くのには便利ですが、上腕に巻き付けてしっかりと測ることのできるものを選ぶ人もいます。
▼②聴診器
多くの人は職場で支給されるものを使いますが、聞き取りやすさや耳へのフィット感を重視して、自分が使いやすいものを持っている人もいます。
▼③パルスオキシメーター
特に訪問リハビリをする人は持っていたほう方が良いのが、パルスオキシメーターです。利用者さんの自宅でリハビリをする場合には、ほとんどの場合、理学療法士一人で利用者さんの状態を評価して、判断することになります。呼吸器疾患や心疾患のある利用者さんが息切れしているようなとき、血圧計や聴診器だけでは、十分な評価ができません。このときパルスオキシメーターを持っていると、血中酸素飽和度や脈拍をチェックして、今いま患者さんがどんな状態にあるのかを、きちんと判断することができるようになります。
このほかにも、患者さんに画面を見せながらの説明や、アプリで診断をするために、タブレット端末を持ち歩く方もいますし、体温計を鞄に入れている方も多いです。
訪問リハビリの場合には、さらに患者さんの入浴、食事、移動などに必要なもの、ボディーソープ、歯ブラシ、ハンドタオル、ドライヤー、バスタオル、脱脂綿などを持っていくこともあります。
▼身だしなみ・衛生用品など
理学療法士は患者さんに直接触れる仕事ですから、エチケットのための道具も大切です。
・口臭スプレー
(患者さんなどのすぐ近くで話をすることも多いです)
・爪切り
(患者さんを爪で傷つけてしまわないよう、いつでもきちんと切っておきます)
・手指消毒用のアルコール
(患者さんに触れる手は、いつでも清潔に保っておくつ必要があります)
・使い捨てのマスク
(患者さんに気持ちよくリハビリを受けてもらえるよう、気遣いをします)
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