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理学療法士になるには

理学療法士になるには

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理学療法士になるには、高校卒業後、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した養成施設で3年以上学んで国家試験の受験資格を得る必要があります。養成施設には、4年制の大学、3年制の短大、3年制または4年制の専門学校があります。これらの学校では、解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学などを講義と実習を通して学びます。国家試験の合格率は例年80~90%台ですが、70%台に落ちた年もあるので注意が必要です。

養成校で学ぶこと

理学療法士の養成校には4年制の大学、3年制の短大、3年制・4年制の専門学校があります。養成校では、基礎分野(医療専門職としての基盤となる教養中心)、専門基礎分野(リハビリテーションの理念、人体の構造と機能、疾病と障害の成り立ちなど)、専門分野(理学療法の具体的内容など)と大きく分けて、これら3つの分野を学びます。専門分野には、病院などの施設に出向き、患者と向き合って理学療法を実践する臨床実習も含まれます。こうした実習は、18単位以上(810時間)の取得が定められています。

理学療法士試験

理学療法士の資格試験は、例年2月下旬~3月上旬に実施されます。筆記試験は一般問題と実地問題の2科目ですが、重度視力障がい者には実地問題の代わりとして、同内容の口述試験および実技試験が行われます。合格発表は例年3月下旬で、合格後に免許申請をすると免許証が交付されます。

就職への道のり

1990年代に設置基準の規制緩和に伴い、養成校が増加したことで、状況は厳しくなっていますが、それでも毎年ほとんどの卒業生が就職先を決めています。就職先の情報が多く集まるのは養成校の就職課なので、こまめに足を運ぶとよいでしょう。理学療法士の就職先としてもっとも多いのは医療施設ですが、福祉分野に進む人もいます。各分野の将来性や自分にとってのやりがいなどをよく考えて進路を決めるとよいでしょう。なお、理学療法士の資格試験は例年2月に行われます。不合格になると、最悪の場合、採用取り消しといった事態も想定されるので、受験準備はしっかり行うことが大切です。

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