ホテルの鉄板焼きのお店で仕事をしています。まだお客様の前で焼くことはできないので、オマールエビやアワビの下処理をしたり、準備や盛り付け、片付けをしたりするかたわら、焼き方の練習をしています。もともと「お客様の見えるところで仕事がしたい」と思っていたので、お客様の目の前で料理を作る鉄板焼きのお店は希望にぴったり。丁寧な仕事やトーク力が身につくと思い、この職場を選びました。今の目標は、お客様の前で焼くことです。技術をあげて、お客様から指名していただける焼き手になれるよう日々、頑張っています。
辻学園のオープンキャンパスに行った時にとても雰囲気がよく、先生と生徒の距離が近くて楽しそうだなと感じました。私が学んだ上級調理師科は2年制で、1年次に料理全般の基礎を学んだのち、2年次にはフランス・イタリア料理、日本料理、中国料理、製菓の4つから好きなコースを選ぶことができます。少人数制なので、自分のペースで上達できたのもよかったです。
自主練のための食材を学校に用意してもらえたり、本物のレストランを想定した授業を受けられたり、充実した2年間を過ごすことができました。細かいことですが、「台の上をきれいにしなさい」と言われ続けたおかげで、今も台を汚さずに仕事ができています。ダスターを使ったらすぐ畳むなど、調理以前の基本が身についたのは大事なことだと思います。また、担任の先生がいつも私たちのことを気にかけてくれて、いつも相談に乗ってもらえたので不安なときも助けられました。
神戸ポートピアホテル 勤務/上級調理師科/2019年卒/神戸にあるホテルの鉄板焼きのレストランで働いている熊澤さん。学生時代は、担任の先生に励まされ、スキルアップに力を注いできたそう。現在の目標は、早く一人前の焼き手になること。お客様に指名される焼き手を目指して、日々努力を重ねています。