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  • 丸野 進先生(画像処理、知能処理、ニューロAI)

私立大学/大阪

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こんな先生・教授から学べます

【AI×心理学】人間が見る景色を、AI技術で再現する先生

画像処理、知能処理、ニューロAI
心理学部 心理学科人工知能・認知科学専攻
丸野 進先生
先生の取組み内容

視覚情報が脳内でどのように処理されるかを研究しています。私が開発した「適応増殖ベクトル量子化ニューロン」は、まるで人間の神経組織のように、入力された信号に応じて人工ニューロンが増殖し、ネットワークを自分で生成しながら学習していくAIです。これを使えば、カメラで撮影した画像を、人間が見ている景色へと変換することができます。撮影するとき、背景が明るすぎて人物が暗くなってしまった経験はありませんか。このAIは、背景も人物もよく見えるように、画像の明るさを調整してくれるのです。この技術を活用すれば、よりリアルな仮想空間をつくることができるかもしれません。最近は、視覚だけでなく触覚を再現する研究にも取り組んでいます。共同研究や共同作業ができるレベルの仮想空間の実現をめざして、研究を進めています。

左の2点はカメラで撮影したもの。右は、AIが景色と人物の明るさを調整し、人が見る景色に近づけたもの。

授業・ゼミの雰囲気

自動車などの開発に欠かせない画像・映像処理の基本を学ぶ授業。実務能力を磨くグループワークの機会も。

丸野先生が担当する1年次の『画像・映像処理概論』は、家電や自動車などの産業分野で欠かせない画像・映像処理の基本を学ぶ授業。画像や映像が撮像される仕組みや、コンピュータが画像や映像を認識する仕組みなどを、基礎から学習します。「学生の皆さんには、課題の解決に知識を役立てる『実務能力』を身につけてほしい」と言う丸野先生。授業には、実際の研究開発を模したグループワークや、テーマに沿ってディスカッションをする機会を数多く用意。学生たちの考える力や行動する力を養い、社会貢献ができる人財の育成をめざします。

VR空間で視聴覚や触覚を再現するデータグローブを開発しています。

キミへのメッセージ

夢のある輝かしい未来を願って、一緒に学び進めましょう。

人工知能・認知科学を活用したあなたの分身「アバター」が、仮想空間で誰かと共同作業をする。海底や宇宙などの危険地帯でも、あなたに代わって仕事をする。そんな夢のある未来を切り拓くため、ともに学びましょう。

丸野 進先生

専門分野:画像処理、知能処理、ニューロAI
1978年に松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社)入社。1987年~1989年に米国ユタ大学メディカルセンター客員科学研究員として神経生理、AI研究に従事。2001年以降、同社ヒューマンウェア研究所、知能情報技術研究所の所長を歴任し、2009年パナソニック株式会社の理事、技監に就任。2016年公益財団法人関西文化学術研究都市推進機構RDMM支援センター長に就任、2021年より現職。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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