物質の基礎的な構造や性質、反応の仕組みについて研究する<基礎科学>と、物質の分析や合成法など化学の基本を学ぶ<分析、合成、高分子等の領域>、化学を社会に役立てるための<応用化学>がある。
<基礎科学>
●物理化学
分子の構造、結晶の構造、気体・液体・固体の物質の状態、化学反応とエネルギー、分子の状態と物性など、化学物質を物理学的に研究する。
●無機化学
金属とその酸化物・水酸化物、放射性元素、非金属単体とその化合物など、無機化合物や錯体化合物の合成と物性について学んでいく。
●有機化学
有機化合物の合成と物性、天然化合物の分離精製、化合物の構造決定と合成などについて研究する。
<分析、合成、高分子等の領域>
●分析化学
物質の組成や分子構造、質量などについて、試料、分離、センサーなどさまざまな手法を使って分析したり、分析手法について研究したりする。
●合成化学
新たな化学物質の合成や、効率よく合成する手法の開発など、分子の合成について研究する。
●高分子化学
プラスチックをはじめとする、分子量の大きい高分子に焦点を当てて、合成や化学反応、性質などについて研究する。
●生物化学
核酸やたんぱく質、酵素、糖質など、生物の身体を作る物質に焦点を当てて、構造や反応などについて研究する。
<応用化学>
●応用化学
環境にやさしい化学物や最先端のテクノロジー、医療に役立つ化学物質の開発など、化学を社会で役立たせるための、具体的な研究を行う。応用化学の項目を参照。