
打ち合わせでは丁寧に要望をヒアリングしていきます
一級建築士事務所の建築士として住宅設計や店舗デザインを担当しています。この仕事の一番の魅力は自分の発想や描いた図面が実際に形になり、そこを訪れる人や住む人がいるということ。住宅であれば自分の知識やデザインによって、住まう人の生活を豊かにすることもできます。また、店舗であれば集客や評判に貢献したり、訪れる人に安らぎや感動を与えたりすることもあります。そのために要望プラスアルファの提案のある設計を心掛けています。店舗設計においてはさまざまな業界について知ることもできるのでおもしろいなと思います。設計やデザインを通して問題解決ができ、社会が豊かになる可能性があるということは大きな魅力だと思います。
高校生の時になんとなく理系を選択したこと、デザインに興味を持っていたこと。その両方を活かせる分野は建築なのでは?という発想に至り、大学受験の際に建築に進むことを決めました。そして高校の先生の勧めもあり本学に進学。大学では設計課題で様々な建物の計画をし、それらを図面に描き起こしたり模型として形にするということに取り組み、ないものを形にする楽しさを知りました。大学の敷地内にチャペルがあることもあって、学外で初めて見に行った建築物が教会だったことを今でも覚えています。いろいろな建築物を見たり、建築家の作品を学んでいく中で空間が与える心の影響に感動し、いつか自分もそういう空間を作りたいと感じました。

モニターを2つ使って設計。手描きパースを描くことも
設計課題を通して、建物や空間を計画する上での基本的な考え方やコンセプトの立て方、計画したものを人にプレゼンする(伝える)手法を学びました。これらは社会人になった今でも同じように行っていて、学生時代の学びが活かせています。課題は大変でしたが、友達と一緒に頑張ったあの時間はいい思い出です。また、学びを通じて理想とするものや職業への憧れをしっかり持てたことも良かったと思います。それと、学生時代にやってみたいことをやりつくすことはとても大事です。設計事務所のオープンデスクや、アルバイトでは放送局やアパレル、飲食とさまざまなことを経験し、結果やっぱり建築の仕事がしたいと私の中で目標が定まりました。

図面とメジャーを手に、建築現場へ行ってきます!

株式会社SWITCH 勤務/人間生活学部 生活デザイン・建築学科(現 生活デザイン学科)卒/2016年卒/大学卒業後は地域密着型の工務店に6年間勤務。新たに立ち上がったばかりの設計部の初期メンバーとして数多くの住宅を手掛けてきた。一級建築士の資格取得をきっかけに、住宅だけでなく店舗など幅広い分野の設計に携わりたいと考え、現在の一級建築士事務所へ転職。これまで培ってきたものをベースに店舗デザインという新たな分野への挑戦を始めた。さらに2026年4月より週に1回、母校の講師としてCADの授業を担当する予定。「後輩の皆さんと会えること、楽しみにしています」
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