少人数で行う演習では、対象の健康課題について様々な情報(身体的・社会的・精神的)を踏まえて議論し、グループ担当である教員の支援も受けて、対象への最善の看護の方法を考えます。この事により、対象それぞれの個別性に合わせた看護の考案の大切さに気付き、多角的な視点が養われました。
看護の対象のことをよく考え、生活の質を高められる看護を提供したいです。そのために専門知識をしっかり身につけ、発展的に考察し、教員にわかるまで質問するよう心がけています。看護職を志したのは、身内が病気で倒れたときに幼くて不安な私に看護師さんが寄り添ってくれた経験から憧れるようになりました。
本学には保健師と看護師の国家試験受験資格を取得できる教育課程があるため進学しました。保健師の活躍の場は行政や保健所・学校など多岐にわたり、地域の方々の健康管理・保健指導にも貢献できます。
教師陣の充実ぶりは大事なポイントだと思います。研究や看護の経験豊富な教員が私達の生活体験を活用しながら、看護を体系的に学べるようにしてくれます。学生4~5人に対し、1人のアドバイザー教員が対応する少人数制も魅力です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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1限目 | 地域保健 | 病理学 | 心理学 | 働く人の健康 | ||
2限目 | 援助関係論 | 感染と防御 | からだの異常診断技術 | |||
3限目 | 成育保健 | 看護学概論 | 地球で生きるいのち | 成人老年保健 | ||
4限目 | 英語オーラル・コミュニケーション II | 生活機能援助論 III | からだの仕組みと働き II | 代謝と栄養 | ||
5限目 | 環境経済論 II | 生活機能援助論 IV | 精神保健 | 地域経済論 | 暮らし探索フィールドワーク | |
6限目 |
1年次で学ぶことはすべての基礎になるため重要です。また議論をすることで視野が広がり、考えた看護ケアを演習で行うことで看護実践力が身につきます。空き時間は事前課題に取り組んだり友人と話したりしています。