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保健師の気になる?年収・給料・収入

保健師の気になる?年収・給料・収入

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保健所、市区町村の保健センターや役所、企業、病院、学校など、保健師には多種多様な活躍の場があります。保健師と言ってもその立場はさまざまで、公的機関に勤める場合は公務員として働くことになりますし、民間の企業や病院に勤める場合はいち正社員という位置づけになります。そのため、どんな施設に就職するかによって給料や年収にも大きな違いが出てきます。例えば、行政保健師の場合、国家公務員の平均年収は約563万円、地方公務員(全体)の平均年収は約575万円。厚生労働省などで働く国家公務員に比べ、感染症予防・医療や勤務時間外の救急業務に携わる機会の多い地方公務員は特殊勤務手当などの諸手当が高くなる傾向があり、その差額が平均給与や年収の違いに影響を与えているようです。また、規模も利益も大きい企業に勤務する産業保健師の場合、それを大きく超える年収を手にしているケースもあるようです。

<国家公務員の場合>
平均給与 34万6820円/月
年収 約563万円
(平均年齢46.9歳、平均経験年数21.7年)

※年収の計算方法:平均給与月額(34万6820円)×12カ月+年間賞与(約147万円)
※ただし、上記には看護師・助産師のデータも含まれます
※人事院「平成28年国家公務員給与等実態調査」、医療職俸給表(三)より

<地方公務員の場合>
平均給与 37万677円/月
年収 約575万円
(平均年齢40.2歳)

※年収の計算方法:給与月額合計(37万677円)×12カ月+年間賞与(約131万円)
※ただし、上記には看護師・助産師のデータも含まれます
※総務省「平成27年地方公務員給与の実態」全地方公共団体の看護・保健職、職種別職員の平均給与額より

行政保健師は「公務員」であり、給与は安定

保健所や市区町村の保健センター、役所に勤務する「行政保健師」のほか、国公立の学校に勤務する「学校保健師」は地方公務員として働く保健師になります。また、数は多くありませんが、国家公務員として省庁に勤務する保健師もいます。いずれも経験年次とともに一定の昇給が見込め、雇用が安定していることが特徴です。

産業保健師・病院保健師は、就職先によって給与に幅が

産業保健師や病院保健師、私立学校に勤務する学校保健師は、所属する企業や病院、学校によって仕事内容も給与体系も異なります。基本給やボーナスの考え方も違えば、各種手当の有無も違うため、かなり個人差が大きくなります。中でも大手企業に勤務する産業保健師の場合は、比較的高収入を得られるケースが多いようです。

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