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保健師のやりがいを聞いてみよう

保健師のやりがいを聞いてみよう

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人が生きていくうえで何より大切だと言ってもいい、“健康”を守る立場であることから、「人の役に立っている、必要とされていると感じられる瞬間が何よりうれしい」と語る保健師さんが多いです。目の前にいる人をサポートし、直接お礼の言葉をかけてもらえるだけでなく、保健師としての活動が新型ウイルスや感染症の大流行を防ぐ有効な一手になるなど、目に見えない部分でも多くの人を救えるというのが“予防医療”の専門家としてのやりがいと言えるでしょう。人の健康、さらには命を守るという仕事はプレッシャーも大きいですが、その責任の大きさが、そのままこの仕事のやりがいの大きさにつながっているようです。

“必要としない人”へのアプローチ

病気や怪我の患者さんを相手にする看護師とは違い、病気の予防や啓蒙活動が中心となる保健師が接するのは、健康あるいは自分は健康だと思っている人がほとんど。そのため、「病気予防のために○○しましょう」という保健師の訴えは聞き流されてしまうことも少なくなく、それが仕事の難しさにつながっているそうです。しかし、根気強く訴えることで、健診を受診する人が増えたり、病気予防のために生活習慣を見直してくれる人も出てきたりと、ハードルが高いからこそ、それを乗り越えた時の達成感とよろこびは格別であるようです。

社会全体を守る仕事

新型ウイルスや感染症の流行の兆候をつかみ、その被害を最小限に食い止めることこそ、“予防医療”のエキスパートである保健師の腕の見せどころ。感染症は時に多くの命を奪う危険性をはらんでいるため、保健師としての行動の一つひとつが、人命を左右していると言っても大げさではありません。
目に見えないものに立ち向かう難しさやプレッシャーを抱えつつも、誰もが安心して暮らせる社会を守るのだという自覚と誇りをもって日々働けることは、保健師という仕事のモチベーションにつながっているそうです。

人の一生に寄り添うことができる

生まれてから死ぬまで、人の一生にずっとかかわり続けるのが“健康”と“命”を守る保健師という仕事。妊娠・出産、赤ちゃんの発育、思春期のケア、職場でのメンタルヘルス、介護現場など、人が生きている場所には、必ず保健師の存在があると言っても過言ではありません。多くの人生に伴走し、その笑顔をずっと守っていくこと。そこにやりがいを見いだし、また誇りに感じているという声が多く聞かれます。

子どもの成長をサポートできる

赤ちゃんが生まれた家を訪問する「新生児訪問」や「乳幼児集団健診」において、赤ちゃんが元気に成長しているか、母親の身体や精神状態に異変はないかを確認し、必要に応じてケアやアドバイスを行います。慣れない子育てから心身のバランスを崩してしまう母親や、子どもの発達に不安をもつ母親の身近な相談相手になれるのも、地域に根ざして働く保健師ならではです。

さまざまな人に頼られ、感謝される

子どもを生んだばかりで不安いっぱいのお母さんに寄り添ったり、思春期の子どもの誰にも言えない悩みを聞いたり、高齢者の介護をしている家族が苦悩を打ち明けてくれたり…。保健師はあらゆる年齢・立場の人に頼られる存在です。医学的な知識をもつ専門家としてアドバイスをすることはもちろんですが、「話を聞いてもらえるだけでも安心できる」と感謝されるなど、存在そのものに価値を感じてもらえることも、保健師という仕事をしていてよかったと感じる瞬間だそうです。

心と心でつながれる

健診などで病気や障がいの疑いが発見された場合、本人や家族がその事実をすぐには受け入れられないことがあります。初めはサポートもアドバイスも頑なに拒んでいた相手でも、相手の立場や想いを尊重した保健師の気配りあるコミュニケーションによって、徐々に心を開いてくれることも。距離が縮まり、相手に求められること、そしてそれにこたえられるよろこびは、何物にも代えがたいものであるでしょう。

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