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音楽療法士のやりがいを聞いてみよう

音楽療法士のやりがいを聞いてみよう

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自身が考えたリハビリプログラムを通して、患者さんや利用者さんの反応・行動にいい変化が見られたときが、音楽療法士にとって最もうれしい瞬間と言えるでしょう。心を元気にしたり、癒したりできるだけでなく、運動機能の維持・改善、社会活動への参加の促進、認知症の症状改善などを通じ、対象者とその家族の人生をより前向きなものに導いていけることも、この仕事の大きなやりがいです。また、音楽が好きな人にとっては、「音楽がもつ力をダイレクトに実感できる」こともやりがいにつながっているようです。

人の心を元気にできる

歌を歌ったり、楽器を演奏したり、リズムに合わせて体を動かしたりと、音楽の力を利用して、人の心を元気にしたり、癒したりできる仕事です。薬を処方したり、直接的な施術をしたりするわけではありませんが、「目に見えない力で、目に見えない心に働きかける」というアプローチは、音楽療法ならではの魅力であり、やりがいです。

音楽の力を実感できる

「音楽に元気をもらった、癒された」という経験は、心身ともに健康な人であってもよく聞かれる話です。もともと、音楽はそのように人の心を動かす力を宿すものですが、音楽療法は「心身の治療法の1つ」として、音楽のさらなる可能性を追求できる分野です。目の前の患者さんや利用者さんが、音楽療法を通して少しずつ変化を遂げていく姿を見守るにつれ、音楽がもつ力を再確認し、自身の仕事に誇りを感じることができるでしょう。

社会復帰を手助けできる

病気の治療に積極的になれない患者さんが、リラックス効果や痛みの緩和効果もある音楽療法を通して、前向きな気持ちを取り戻せるという事例も。音楽療法は1人の人生を大きく変化させる可能性を秘めています。ほかにも、発達障がいや精神障がいがあり、人とのコミュニケーションがうまくはかれない患者さんが、ほかの患者さんと一緒に合唱や合奏をするなかで、人と積極的にかかわれるようになる場合もあります。人と人をつなぐ、人と社会をつなぐ。それも音楽療法士に期待される大きな役割です。

ともに楽しみながら、成長できる

音楽療法では、音楽療法士も一緒になって、歌を歌ったり、楽器を演奏したりします。1つの目的に向かって力を合わせるなかで心が通い合い、患者さんや利用者さんとの関係性を深めていけるのも、この仕事の魅力です。お互いを知れば知るほど、場も和み、「音楽療法の時間が楽しみ」と感謝されることも増えていくでしょう。

自身の知識やスキルをダイレクトに生かせる

音楽療法では、音楽療法士自身がプログラムの内容や進行を考え、プログラムを主導します。また、1つの施設にたくさんの音楽療法士が在籍することは少ないため、一人ひとりが担う役割は大きく、音楽療法のプロとして培ってきた知識やスキル、経験を最大限発揮できるのもこの仕事のやりがいにつながっているようです。やりがいが大きい反面、うまくいかないと悩むことも少なくないと思いますが、その壁を乗り越えた先にまた新たな成長が待っているはずです。

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