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音楽療法士の必要な試験と資格は?

音楽療法士の必要な試験と資格は?

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音楽療法士に国家資格はなく、活動するにあたって絶対に必要となる資格はありません。ただし、専門性の高い仕事であるため、働く場所によっては民間の認定資格を応募資格として掲げている場合が多いようです。代表的な民間資格としては、日本音楽療法学会の「学会認定音楽療法士」、全国音楽療法士養成協議会の「音楽療法士(専修、1種、2種)」があります。

日本音楽療法学会の「学会認定音楽療法士」資格審査

≪試験内容≫
・「学会認定音楽療法士(補)」資格審査/筆記試験
音楽療法に関する全般的な知識を、認定校の指定カリキュラムに基づき広範囲にわたって確認します。

・「学会認定音楽療法士」資格審査/面接試験
「学会認定音楽療法士(補)」資格審査に合格すると、「学会認定音楽療法士」資格審査を受験できます。弾き歌いや口頭試問を経た後、「学会認定音楽療法士」に認定されます。

◆合格率:非公開

そのほかにあると便利な資格

○作業療法士
身体・精神の障がいによって日常生活に困難を抱える人に、生活スキルを向上させるためのリハビリを提供する「作業療法士」。国家資格になるため、大学や専門学校などの養成施設で3年以上学び、養成課程を修了後、国家試験を受験する必要があります。“作業療法”には、食事・入浴・排泄のほか、料理・洗濯・掃除などの家事、スポーツやレクリエーション、手芸・工作・園芸・音楽など、日常で多く行われている動作・活動全般が含まれます。働く場所は、音楽療法士と同じく、病院、リハビリテーションセンター、高齢者福祉施設、障がい者福祉施設、特別支援学校などがあります。

○言語聴覚士
「話す」「聞く」といったコミュニケーション機能に障がいをもつ患者さんに、リハビリ指導を行う「言語聴覚士」として働くのに必要な国家資格。音声機能・言語機能の障がいは、身体的な面だけでなく、事故や病気による精神面の要因がからんでいるケースも多いため、患者さんの気持ちに寄り添う心が大切になります。国家試験の受験資格を得るためには、養成課程のある大学・短大・専門学校で学ぶ方法が一般的です。

○臨床心理士
相談者の言動を観察し、心理テストを使って心理や性格判定をする「心の専門家」。例えば、精神病患者の心理検査・判定、不登校や通勤拒否、職場の人間関係や家庭内暴力で悩んでいる人の問題を心理学の技法を用いて解決するのが、「臨床心理士」に期待される役割になります。資格は(財)日本臨床心理士資格認定協会が認定。協会の指定大学院か専門職大学院の修了者に、受験資格が与えられます。

○園芸療法士
園芸(ガーデニング)の作業を通じて、心身に障がいをもつ人の機能回復や症状の改善をサポートする「園芸療法士」として働く際に役立つ資格です。高齢者福祉施設や障がい者福祉施設、病院やリハビリテーションセンター、保育所や幼稚園など、活躍場所は多岐にわたります。特別な資格試験はなく、「全国大学実務教育協会」が認定する大学・短大で所定の課程を修了することで資格を取得できます。

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