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作業療法士の必要な試験と資格は?

作業療法士の必要な試験と資格は?

「作業療法士資格」を取得するには、国家試験を受験・合格する必要があります。2016年の試験結果を見ると、作業療法士国家試験の合格率は87.6%(うち新卒者94.1%)。決して低い数字ではないものの、70%台に落ち込んだ年もあるので注意が必要です。試験内容は基本的に筆記試験となり、一般的な医学知識を試される問題のほか、専門性の高い問題も出題されます。

作業療法士国家試験(毎年2月に実施)

≪試験内容≫
・一般問題
解剖学、生理学、運動学、病理学概論、臨床心理学、リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む。)、臨床医学大要(人間発達学を含む。)および作業療法
・実地問題
運動学、臨床心理学、リハビリテーション医学、臨床医学大要(人間発達学を含む。)及び作業療法

※重度視覚障がい者には、筆記試験の実地問題に代えて口述試験および実技試験を行います。

≪試験地≫
・筆記試験
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県および沖縄県
・口述試験および実技試験
東京都

◇合格率:87.6%(うち新卒者:94.1%)
※参照:平成28年 厚生労働省「第51回作業療法士国家試験の合格発表について」

そのほかにあると便利な資格

○理学療法士資格
病気や怪我で不自由になった患者さんの基本的な運動機能を回復させる「理学療法士」として働くために必須な国家資格です。治療体操、電気療法、マッサージ療法などを用いるほか、義手や義足・車いすなどの装具に関する訓練も主導して行います。働く場所は病院や介護施設のほか、最近ではスポーツ分野でも理学療法士の存在が注目されています。作業療法士と同じく、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した養成施設で3年以上学び、国家試験を受験・合格する必要があります。

○音楽療法士資格
病気や障がいを持つ人に音楽を「聴く」または「奏でる」などのリハビリを行い、心身の障がいの回復や生活の質の向上を目指す「音楽療法士」として働く際に役立つ資格です。代表的な資格としては、「日本音楽療法学会認定音楽療法士」や「全国音楽療法士養成協会認定音楽療法士」があり、学会・協会認定の養成学校へ入学することが資格取得の入口になります。前者は必要なカリキュラムを修了したうえで資格審査に合格すること、後者は所定の単位を取得することで、それぞれ資格を手にすることができます。

○園芸療法士資格
園芸(ガーデニング)の作業を通じて、心身に障がいを持つ人の機能回復や症状の改善をサポートする「園芸療法士」として働く際に役立つ資格です。高齢者福祉施設や障がい者福祉施設、病院やリハビリテーションセンター、保育所や幼稚園など、活躍場所は多岐にわたります。特別な資格試験はなく、「全国大学実務教育協会」が認定する大学・短大で所定の課程を修了することで資格が授与されます。

○福祉用具専門相談員
福祉用具に関する専門知識を持ち、利用者に合った用具の選定や相談を行う「福祉用具専門相談員」。相談員として認定を受けるためには「福祉用具専門相談員指定講習会」を受講する必要がありますが、作業療法士などの医療従事者の場合は、講習を受けなくても福祉用具専門相談員の要件として認められることになっています。

○福祉住環境コーディネーター検定試験(R)1級~3級
高齢者や障がい者が安心して自立した生活が送れるよう、住環境の整備や改善を提案する専門職。福祉や医療、住宅改修、福祉用具などの知識を生かしながら、バリアフリー住宅の建築やリフォーム、福祉・介護用品の商品開発などに携わります。試験の受験資格に特に制限はないですが、1級受験は2級に合格していることが条件となります。

○精神保健福祉士資格
精神病院や社会復帰施設、保健所などに勤務し、精神障がい者の社会復帰の手助けをする「精神保健福祉士」として働くために必要な国家資格です。患者本人だけでなく家族の相談相手にもなるほか、医師・看護師・作業療法士などで構成される治療チームの調整役を務めるなど、さまざまな役割を担っています。国家試験の受験資格を得るステップは複数ありますが、最もオーソドックスなのは、4年制大学の精神保健福祉士養成を目的とした学科・コース、または4年制専門学校で学ぶ方法。この場合、卒業と同時に受験資格を得ることができます。

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