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ニホンダイガク

ウォーターフロント開発で全国の沿岸都市を元気に

理工学部 海洋建築工学科 特任教授 桜井慎一
日本全国には、4000か所の港(港湾1000+漁港3000)があります。港の背後には市街地が形成され、多くの人々が住んでいます。かつて日本の港は、産業のためだけに利用され、一般の市民が立ち入ることができない時代もありましたが、今では、港を中心とした都市のウォーターフロントを再開発して、商業店舗、レストラン、公園・広場、水族館など多目的な施設が整備され、市民にとって魅力的な憩いの空間になってきました。

私の研究室(ウォーターフロント都市工学研究室)では、都市のウォーターフロントをより一層、快適で、美しく、安全で、楽しい場所にするためのさまざまな研究を行っています。

最近の研究テーマとしては、例えば次のようなものがあります。
①クルーズ客船の寄港に適する港の選定と誘致方策
②水上飛行機の就航に適する漁港の選定と漁村の活性化方策
③津波教訓碑の市民認知と後世への継承方法
④津波ハザードマップの表記統一と利用促進方策
⑤津波避難誘導標識の効果的な設置方策
⑥津波避難ビルの建設を誘導する条例・制度
⑦景観に配慮した津波防潮堤のデザイン
⑧鉄道線路が津波からの避難に及ぼす影響と改善策
⑨水辺の風景と調和した建築物の色彩
⑩ペット専用ビーチの整備と運営手法
⑪高齢者に配慮した親水テラスの整備方法
⑫水中文化遺産を利用したダイビングスポットの整備
⑬水辺景観を向上させる保存船舶の展示方法
⑭ウォーターフロントにおける産業観光資源の発掘
⑮遊休化した地方漁港空間の有効活用方策
⑯水辺の環境に配慮したライトアップと照明計画
⑰ウォーターフロントの景観と調和する転落防護柵のデザイン
⑱大都市に残存する砲台跡地の保存と公園化整備方策
⑲海上ウォーターパーク導入による海水浴場の活性化方策
⑳港湾都市における魅力的な工場夜景クルーズの航路設定

<メッセージ>
これからの日本は、人口減少と少子高齢化が進むと予測されていますが、日本中に安全で魅力的なウォーターフロントをたくさん整備することで、多くの外国人旅行客が周遊できる観光ネットワークを作ることで地域の活性化を図っていくことが求められています。皆さんも、21世紀の日本がさらに元気になるための私たちの研究に参加しませんか。

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