海洋エネルギーを用いた発電方法に関する研究／日本大学【スタディサプリ進路】

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海洋エネルギーを用いた発電方法に関する研究

電気工学科　助教　辻健太郎

　現在、地球温暖化問題や化石燃料の枯渇問題を契機として、世界中で再生可能エネルギーを用いた発電方法に関する研究が注目されています。日本においても、原子力発電所の事故により再生可能エネルギーを用いた発電方法に期待する声が益々高まっています。そのような状況の中で私は、日本が海に囲まれた海洋国家であることに着目し、海洋エネルギーを用いた発電方法に関する研究を行っています。具体的には、潮の流れを利用した潮流発電、波のエネルギーを利用した波力発電が挙げられます。どちらの発電方法も実用化に向けてまだまだ改良が必要ですが、いつか実用化される日が来ると信じて日々研究を続けています。
＜メッセージ＞
　皆さんが身近に使用している電気は必ず何かしらの発電方法で発電され、皆さんの元へと送り届けられます。しかし現在、日本は発電方法のほとんどを火力発電で補っており、その燃料のほとんどは輸入に頼っています。そのため、輸入に頼らない再生可能エネルギーを用いた発電方法の開発を共に進めていきましょう。