姉妹校提携している海外の大学へ留学に行く交換留学。留学先には、高い語学能力や国際感覚を身に付けるための学びが充実しています。制度を利用し、アメリカで会計学などを学んだ石川さんにお話をお聞きしました。
もともと会計学をメインに力を入れていたのですが、英語も好きで1年次に「英語国際活動同好会」に入ったタイミングで留学に興味が湧きました。2年次のフィリピン研修の際は英会話に手応えを感じていましたが、留学先では英語で学問を学ぶので、自分の英語力がどこまで通用するのかという不安はありました。留学前には、各学問に関する専門用語に慣れるため、電子書籍や洋書などを購入し、基礎用語を理解することに努めました。
留学先では、さまざまな国籍の人たちと共に勉強することができます。国際会計基準をしっかりと学ぶためには留学が最適だと思いましたし、将来は英語を活かして国際税務に携わる仕事に就きたいという目標もできました。学習内容は自分で履修したい講義を選択することができるので、会計学や言語学、マスメディア論、国際経営学の4つの講義を履修。会計学の講義では、日本とは異なる会計処理や基準を学ぶことができました。
さまざまな国からの留学生が集まっているので、講義中などで意見を交わす中でいろいろな考え方や文化の違いを肌で感じました。その中で、英語を完璧に話すことよりも、自分の考えや意見をはっきりと発言することが大事だということを学びました。留学を経て、英語力を気にせずに積極的に発言できるようになったのは大きな変化です。この経験を活かして、将来的には米国公認会計士などの資格を目指して頑張っていきたいです。