
イメージしづらい複雑な構造も、3Dで直感的に。
橋梁事業は社会の交通インフラを支える重要な仕事であり、自分が関わった橋が完成したときに大きな達成感と誇りを感じます。橋を通じて渋滞の解消や交通ルートの短縮など、地域や人々の生活に直接貢献できる点がやりがいです。橋の形式が同じでも、地形や現地の交通量などの現場条件が違うだけで、設計も施工方法も大きく異なり、一つとして同じものがないのも魅力の一つです。また近年は、3Dモデルを活用して設計から施工、維持管理までの情報を一元化を目的としたDX技術の活用が進んでおり、橋づくりの常識が大きく変わろうとしています。
幼い頃、初めて見た首都高に「こんなクネクネした巨大な物をどうやって作ったのだろう」と圧倒された記憶があります。当時はそれが橋だという認識はありませんでしたが、就職活動で現在の会社と出会い、高架橋や歩道橋など、身近に多くの橋があることを知りました。「あの時の首都高もこうやって作られたのか」と改めて橋に興味を持ちました。学校で学んだ室内設計とは異なる分野でしたが、思い切って橋梁の世界に飛び込みました。入社当時は右も左もわからない状態でしたが、自らの武器である3DCADでモデルを作成し、視覚的に構造を捉えた事が大きな助けとなりました。今後はCIM技術者として、DXの面から業務効率化や品質向上に貢献したいです。

CIMモデル(3Dモデル)を活用した設計検討、照査
衣食住いずれかに関わる仕事がしたいと思い、進学時に住の分野を選択。学生時代は住宅や店舗、家具など幅広い空間の設計製図を学びました。授業では毎回課題提出後にプレゼンテーションを行う時間があり、人前で自分の考えを伝える力やプレゼンテーションスキルを身につけました。こうしたスキルは社内外での説明や資料作りに役立っています。インターンシップでは建築事務所を経験し、就職活動も当初は住宅メーカーを検討していましたが、より大きなものを多くの人と協力して作る仕事がしたいという思いが強くなり、悩んでいたタイミングで現在の会社と出会いました。在学中に習得したCAD技術は、今の仕事で大いに活かせていると感じています。

BIM/CIMモデルの作成に関わった徳島県の津田高架橋

川田工業株式会社 勤務/建築室内設計科/2014年卒/埼玉県出身。工業高校建築科を卒業後、2012年に中央工学校に入学。川田工業株式会社では橋梁事業部技術課に配属され、北海道横断自動車(塩谷川橋)をはじめ数々の橋梁事業に設計補佐として携わる。趣味はゴルフとクライミング。社内では女性技術者が働きやすい職場環境づくりにも積極的に取り組んでいる。
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