サービスエンジニアとして、クルマの車検・点検整備や故障修理だけでなく、部品や油脂の管理、そしてお客様対応も行っています。クルマは数万点もの部品からできているので、その中のひとつでも壊れていると大きな事故に繋がることもあります。だからこそ、日々気を引き締めながら「確実性」を第一に仕事をしています。旧車と呼ばれる古いクルマの難しい修理や、最新モデルの電気的な修理など様々な作業に携わりますが、仲間と共にお客様のカーライフを支えるという目的のため、日々努力しています。その結果、お客様に喜んでいただけた時は、仕事の大変さも吹き飛びます。
幼い頃からメカニカルなものを触ることが好きで、高校2年生のときに自動車関係の仕事に就きたいと思い始めました。実はその頃から、近所の自動車販売店や町工場に事前連絡して訪問し、職場の雰囲気や働き方の見学をしていました。自動車整備士でも、各メーカーの販売店や町工場では仕事内容も全く違うことを知りました。将来の働く姿をイメージし、トヨタ名古屋自動車大学校を進学先に決め学んだことで、現在は自分が携わりたいと思ったトヨタのサービスエンジニアとして働いています。
4年間みっちりとクルマの技術や知識を学びました。わからないことがあると、放課後でもマンツーマンで指導していただけました。先生方は自動車のスペシャリスト集団で、どんな質問に対してもわかりやすく、しっかり丁寧に答えていただけました。時にはクルマとは関係のない人生相談にものっていただきました。トヨタ名古屋自動車大学校は、実務経験免除で最短で整備士資格が取得できるだけでなく、実際に就職してからも「即戦力として仕事ができている」と実感できる学校です。在学中に日々進化するハイブリッド車や電気自動車、そして燃料電池自動車などの高度な整備技術を学べたからこそ、今の自分があります。
ネッツトヨタ中部株式会社/高度自動車科/2019年卒/在学中は自動車法規や整備技術など覚えなければいけないので大変でしたが、今はその知識が仕事に、そして安全なクルマの整備に繋がっていることを実感しています。という谷本さん。現在も、カーボンニュートラルなど、自動車業界を取り巻く環境は変わり続けていて、何歳になっても勉強が必要と感じているようです。勉強に取り組む姿勢を忘れないことが大切です。と語ってくれました。