公立大学/東京

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牧野富太郎博士と高知県立牧野植物園

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開催日時
  • 2023年
    6月
    10日
    (土)
    10:00~11:30
  • 6月
    17日
    (土)
    10:00~11:30
  • 6月
    24日
    (土)
    10:00~11:30
申込URL:https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/2311G104/

高知県立牧野植物園は、高知が生んだ「日本の近代植物分類学の父」牧野富太郎博士の業績を顕彰するため、博士逝去の翌年、1958(昭和33)年4月に高知市五台山に開園しました。起伏を活かした約8haの園地には、博士ゆかりの野生植物など3,000種類以上が四季を彩り、自然の中で植物に出会う喜びを感じていただけます。
1999(平成11)年には、植物に関する教育普及と研究拠点となる「牧野富太郎記念館」を新設、研究活動では、高知県の野生植物の調査、保全に取り組むほか、海外ではミャンマーを中心に資源植物の探査研究をおこなっています。教育普及活動では、学習プログラムやガイドツアー、VRシアターなどを通じて植物の魅力を子どもから大人まで幅広い世代にわかりやすく伝える活動を展開しています。

2023年度前期NHK連続テレビ小説のモデルとなった牧野富太郎博士は「私は草木の精である」とただひたすら愛する草木と向き合い、94年の生涯を植物研究と植物知識の普及に捧げました。本講座では、当園が所蔵するふんだんな資料を紐解き、人間牧野富太郎の魅力に迫ります。あわせて、植物園の役割である保存・研究・教育普及・憩いの場のすべてを備えた総合型植物園として成長し続ける、高知県立牧野植物園の多様な取り組みをご紹介します。

●第1回:「世界へ羽ばたく植物園を目指して」-高知県立牧野植物園は、高知県が生んだ世界的植物分類学者、牧野富太郎博士の功績を顕彰するため、1958年に高知市五台山に開設されました。本講座では、牧野植物園の様々な取り組み、今後の展開について紹介すると共に、皆様の身近にある薬用植物、生薬、漢方薬についても、その現状や課題など、わかりやすく解説いたします。 川原信夫(牧野植物園 理事長・園長)
●第2回:「牧野文庫」村上有美(牧野植物園文庫班長)
「牧野富太郎博士と植物園ができるまで」小松加枝(牧野富太郎プロジェクト推進専門員)
-前半は、ご遺族から高知県に寄贈された牧野博士が蒐集した蔵書や植物画、遺品など約60,000点を収蔵する「牧野文庫」から、蔵書コレクションの数々をご紹介します。
後半は、植物の研究に全身全霊を注ぎ、多くの人を惹きつけてやまなかった牧野博士の94年の生涯とともに、牧野博士の遺志を受け継ぎ、「牧野」と人名を冠する植物園に至った歴史を紹介します。
●第3回:「『牧野日本植物図鑑』の魅力を探る」-「日本に生育するすべての植物を明らかにする」ことを生涯の目標に掲げた牧野博士。その集大成が、編集に10年の歳月をかけて78歳の時に刊行した『牧野日本植物図鑑』です。本講座では、“牧野図鑑”出版までの道のりを辿り、牧野博士の業績を紹介するとともに、“牧野図鑑”原図や編集秘話などを交えながら今なお愛されるロングセラーの魅力を語り尽くします。 藤川和美(牧野植物園研究員)

高知県立牧野植物園
住 所:〒781-8125 高知県高知市五台山4200-6
開園時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
休 園 日:年末年始(12/27~1/1)※メンテナンス休園あり
入 園 料:一般730円(高校生以下無料)団体630円(20名以上)
年間入園券2,930円(1年間無料のフリーパス)
アクセス:はりまや橋から車で約20分、JR高知駅から観光周遊バスで約30分
https://www.makino.or.jp

受講者全員に牧野植物園オリジナルクリアファイルをプレゼント!

牧野富太郎博士と高知県立牧野植物園/東京都立大学(公立大学/東京)のオープンキャンパス
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