公務員の幼稚園教諭として、日々、保育や環境構成をしています。また、保護者との繋がりを大切にしながら、子ども達の様子を伝えたり教えていただいたりして、一人ひとりの子どもの成長を見守っています。保育業務以外には、家庭とのコミュニケーションや連絡帳・おたよりの作成、製作の準備などもしています。子ども達が「先生大好き」と言ってくれたり、行事で子ども達の成長した姿を見たり、保護者から「先生が担任でよかった」と言ってもらえたりすると、頑張ってきてよかったと思います。今後も保育の知識や技術を一層高めてよりよい保育をしていきたいです。また、後輩の相談に乗ってあげられるような幼稚園教諭になりたいと思っています。
学生時代は、授業終わりや空き時間があれば、学校のキャリア支援センターへ通って、実技や面接の練習を繰り返すなど、目標を持って頑張っていました。キャリア支援センターの先生方には大変お世話になりました。試験前、前日まで実技や面接のアドバイスをしていただいたり、忙しい時間を割いてたくさんのことを教えていただきました。とても親身に接してくださったことが今でも記憶に残っていますし、有り難かったです。また、保育の授業や実習で得た知識と経験は今の仕事に直接活きていて、日々の保育の中で活用できています。卒業生同士のつながりもとても強く、仕事で困った際は、卒業生同士で話したり相談し合ったりしています。
この分野で働きたい人は、子どもが大好きなことが大前提。また、毎日元気に明るく振る舞えることも大切です。そして、予期せぬことが起こることもあるので慌てずに冷静に動ける人物が求められます。さらに、コミュニケーション能力も重要。子ども達一人ひとりを見守るには、担任1人では難しい部分があるため、職員間で子どもについて日々話したり報告し合ったり、保護者とも子どもの様子を伝えたり聞いたりすることが大切になってきます。特に、職員間では、全員が子ども一人ひとりのことを理解できるようにすることが大事。そのためにも、日々のコミュニケーションがとても重要な仕事だと感じています。
津市立みさと幼稚園 勤務/子ども学科/2021年3月卒/中学2年の頃、職場体験で幼稚園教諭を経験。幼稚園で働くことのやりがいや子ども達と関わることの楽しさ・面白さを知り、この職業に就きたいと思い、幼稚園教諭になることを決意。保育についての知識や技術を高められるカリキュラムに魅力を感じ高田短期大学子ども学科へ入学。2年間、知識や技術を学び、幼稚園教諭二種免許状と保育士資格を取得。卒業後は津市立みさと幼稚園で幼稚園教諭として活躍。子ども達とたくさん遊びながら、職員間や保護者とのコミュニケーションを大事することを心掛け、充実した日々を送る。