普通のゲーム好きな高校生だった尾崎さんが、一流ゲーム企業のエンジニアになれた秘密とは? 600時間以上の長期企業内実習と、自由に切磋琢磨できる環境について、尾崎さんにお話を聞きました。
入学前はゲーム好きの普通の高校生でした。将来はゲーム業界のエンジニアになりたかったので、大学でスキルを磨くために進学先を探しました。本学に決めたのは、実務家教員が多く、長時間の企業実習がある点に魅力を感じたからです。授業ではコンピュータサイエンスの理論から実践まで幅広く学び、友だちと楽しくプログラミングに取り組みました。エラーを解消しながら自分のアプリが完成した時は本当に嬉しかったです。
大学2年からは「臨地実務実習」で様々なIT系企業に行きました。3年次にはWeb系の企業で、業務と並行しながらWebアプリを開発でき、独力で完成にこぎつけることもできました。さらに、開発途中で会社の皆さんから私のアプリについて多くのフィードバックをいただけたことも、アプリの改善に役に立ちました。この経験で「ユーザー志向」の観点が身につき、エンジニアに必要な力を鍛えることができたと思います。
春からはオンラインゲーム企業「コロプラ」で、サーバーサイドエンジニアとして働きます。この仕事に興味を持ったきっかけは、実習先の企業でアプリを開発した時に、ウェブフレームワークの面白さに触れたことです。この大学の4年間で得たコンピュータサイエンスの知識とWeb開発のスキルをもとに、ユーザー様がストレスなくゲームを楽しんでいただけるよう、サーバーのシステムを支えていきたいと思います。