受験勉強のやり方、目からウロコの必勝法とは【ミニコラム】

行きたい大学はあるけれど、どのような勉強方法を取り入れたらよいかわからない人も多いのではないでしょうか。自分の方法を誰よりも先に身につければ、それだけで一歩リードできるはずです。受験生必見の「受かるための勉強法」とはどんなものなのでしょうか?

長時間連続して勉強しない

有名大学に現役合格した人は、「一日の半分を勉強に費やした」人と「部活などと両立するため一日の勉強時間には上限があった」人の二つに分かれ、何となく勉強したら受かった、という人はごく稀です。長時間勉強しても問題ない人はよいのですが、大抵の人間には集中力の続く限界があります。ここでおススメなのが、ストップウォッチなどを利用して、時間をきっちり分けて勉強をすることです。学校の授業も1時間に10分ほど休憩時間があるはずです。たとえば25分に5分休憩を取り休憩時間はストレッチしたり、飲み物を飲んだりと体を休ませることに集中しましょう。

暗記物は通学中に

ものを覚えるという行為は筋肉の動きとも連動している、という研究結果があります(平成27年、筑波大学・征矢英昭教授及びラクワール ランディープ教授の研究グループによる発表による)。といっても激しい運動をする必要はありません。通学中の信号待ちや家で歯磨きをしているときなどにゆっくりスクワットをしながら、または背伸びしながらといったように足のような大きめの筋肉を動かしながら暗記するのが効果的といわれています。このため、歴史の年号や英単語の暗記は、移動中がおススメです。ただし周りには十分に気をつけてくださいね。

集中して勉強するなら「朝活」が効果的!

朝なんて眠くて起きられない!といった声が聞こえてきそうですが、脳科学者の茂木健一郎さんによれば、朝の2時間をどう活かすかがとても重要だということです。脳の働きは、日光により活性化されること言われており、特に夏の朝に早起きすると、効果的な学習結果が期待できます。また、夏休みになってしまうと自由になり、1日の時間の管理を自分で行う必要があります。朝遅くまで寝てしまうとそのままだらだらと時間を費やしてしまう可能性があります。夏休みも補習などで学校に行く必要がある人は、学校に着いた瞬間から脳がすでにスタンバイされていますので1時間目の授業から身に付きます。

周りからの刺激をコントロールして効率よい勉強法を見つけよう

今回紹介した方法は、人の体の特徴を活かして、短時間で効率をあげて勉強を行うことに注目した方法です。まずは試しに取り入れてみてくださいね。また、BGMにするなら言葉の意味が分かる邦楽よりも、洋楽やクラシック、ジャズなどの方が詞の意味に注意をそらされることなく勉強に集中できます。「勉強が終わった後にゲームやラインをするんだ」と決めてご褒美のようにすればやる気も上がります。メリハリをつけて効率よい勉強法を身につければ辛い受験勉強もきっと乗り切れますよ。