僕を指名してくださるお客様は、若い女性の方が中心。だから髪の毛はもちろん、メイクやファッションまでトータルで見ながら、一人ひとりのお客様に似合う理想のスタイルをつくるよう心がけています。成人式や卒業式などのイベントや、お店のSNS用にモデル撮影をする時などには、ヘアはもちろんメイクも担当することがありますが、これはル・トーアの授業でメイクを学んだおかげですね。「メイクもできるメンズ美容師」は貴重だと思うので、人とは違う自分の強みとして活かしていきたいです。ハイトーンカラーや似合わせカットも得意なので、SNSを使ったブランディングにも力を入れながら、今後はより一層集客につなげていきたいと思っています。
子どもの頃からヘアスタイルやファッションに興味があり、親戚や身の回りに美容師をしている人がいたので、「美容師ってかっこいいな」と憧れていました。高校時代はバレーボール部に所属し、厳しい練習のおかげで成長できたという実感があったので、「美容師を目指すなら、遊び半分ではなく本気で学べるところに行きたい!」という強い思いがありました。ル・トーアのオープンキャンパスでは、「クラスメイトは最高の親友であり、良きライバル。切磋琢磨できる環境で、毎日充実しています」という先輩方のお話に興味を惹かれました。そして、メイクなども含めて美容全般をトータルで学べることが決め手となり、ル・トーアへの入学を決めました。
ル・トーアの授業では、例えばブローひとつとっても、手の動かし方など基礎の基礎から丁寧に学ぶことができます。さらに、プロの美容師として必要な応用力を身につけるまで、しっかり練習を積み重ねることができます。実際にサロンで働いている今、例えばパーマは「ル・トーアの卒業生が一番上手い!」と思うくらい、クオリティーも早さもかなり上達したと思います。一緒に学んだクラスメイトは頑張り屋さんが多くて、僕も負けずに頑張ろうと思いましたし、たくさん良い刺激をもらいました。最後の卒業制作発表会では、チームのみんなと協力して一つの作品を作り上げていくことがとっても楽しくて、今でも学生時代の良い思い出になっています。
CACHE勤務/美容学科 卒/2021年卒/Jr.スタイリストとして働く中で大切にしているのは、美容師としての技術だけではなく、「お客様が本当に求めている理想やニュアンスをくみとること」。女性のお客様から支持されるのは、そんな伊集院さんの寄りそう姿勢と、優しい笑顔があればこそ。柔らかな人柄でありながら胸の中には熱い想いがあり、「学生のみなさんには、今できること、やるべきこと、熱中できることにどんどん挑戦してほしい。自分の限界を突き破るくらい頑張った先には、きっと道が拓けますし、努力は裏切らないと思います!」とインタビューの最後には、学生への応援メッセージを寄せてくれました。