歯科衛生士としての私の主な仕事は、ドクターのアシスタント業務と予防処置のためのクリーニングです。この仕事でやりがいを感じるのは、患者様の喜びの声を聞いたり、笑顔を見ることができたときですね。以前、タバコやコーヒーをよく飲む患者様から、歯についたヤニやステインが気になるのでとってほしいという相談がありました。そのときに保険外の処置なんですがきれいにとれる方法をご紹介して、その処置を私が担当したんです。処置が終わった後、患者様が笑顔で「とってもきれいになった!」と喜んでくださいました。患者様からいただく感謝の言葉はとても嬉しく、この仕事をやっていてよかったなと感じました。
日本医歯薬専門学校は、授業が14:30で終わるので平日もアルバイトができるんです。今働いている歯科医院も、学生時代にアルバイトをしていたところ。早くから職場に慣れることができて、とてもよかったと思っています。またクラスメイトは同じ目標を持った仲間なので、絆も深くなりました。お互いにわからないところを教え合い、不安や悩みなどもよく言い合って、一緒に頑張りました。授業では仕事に役立つものがたくさんあり、実習でも口腔内クリーニングや歯面研磨を学び、今では習ったことをいかして仕事をしています。学生時代の友人とは、今でも連絡を取っていて、忙しい中でも時間を作り、食事をしながら近況報告などもしているんですよ。
専門学校に入学してから専門的なことは学べるので、高校時代は自分の好きなことをして楽しく過ごしてください。でも、もしチャンスがあって歯科医院などでアルバイトができるようなら、やってみるといいと思います。実際に現場を知っていると、入学してからの勉強の進み具合が違うと思います。また、入学前セミナーなどもあり4月からすぐにアルバイトをすることもできるので、それを利用するのもいいですね。環境に慣れることで、その後の授業にもスムーズに対応できるようになります。この仕事は結婚、出産後でも続けられるので、私も一生続けていきたいと思っています。みなさんも頑張ってくださいね!
新宿イーストデンタルオフィス 勤務/歯科衛生士科I部(昼間部)/2015年3月卒/実家を離れて1人暮らしをはじめたという小谷野さんは、通信ゲームでお姉さんや姪っ子たちとゲームをするのが楽しみだそう。「この仕事はしっかりと休みが取れ、メリハリがあるため、より仕事に励むことができます」と小谷野さん。休日には姉の家に行って姪っ子たちと遊んだり、買い物を楽しんだりと、プライベートも充実した日々を送っている。