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  • 百崎 いくみさん(薬学部 薬科学科(4年制)/製薬開発技術者・研究者)

私立大学/神奈川

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「誰かの役に立ちたい」という思いから薬学の道へ

先輩の仕事紹介

服薬する方のために適切な製剤を作ることで、健康や福祉に貢献できる仕事です

製薬開発技術者・研究者
薬科学科(4年制)/2022年卒
百崎 いくみさん

この仕事や研究の魅力・やりがい

「持田製薬工場株式会社」では循環器系や産婦人科領域の薬を多く製造しています。現在私が担当しているのは錠剤の検査。製剤は人体に大きな影響を与えるものであり、適切な用量を服薬できるよう、正確な錠剤を製造することが重要です。正確性を大切にするとともに、わからないことは曖昧にせず、しっかり解決することを心がけて日々の仕事に取り組んでいます。潜在的な医療・健康ニーズを捉え、安心・安全な薬を提供することを使命とする当社。自分の携わった薬を通じて健康・福祉に貢献できることがこの仕事の魅力だと思います。私が検査した製剤が患者様の元へ届き、服用された患者様の喜びの声を聞くと、嬉しさと同時にやりがいを感じます。

学校で学んだこと・学生時代

「誰かの役に立つ仕事がしたい」という思いから選んだ薬学の道。3年時から研究ができ、より多くの知識を身につけられる点に魅かれて横浜薬科大学へ進学しました。先生がたはとても親身で熱心。授業や研究、進路などの壁にぶつかった際にはじっくりと話を聞き、的確なアドバイスをしてくださいました。卒業研究では、研究テーマを様々な視点から考察するために実験等を数多く行い、多くのデータを揃えて研究に取り組みました。その中で身につけた「多くの視点から物事を考える」という考え方は、今の仕事に大いに役立っており、手順に従って作業を行いながら「どうすればより効率良く進められるか」を常に考え、工夫する姿勢に繋がっています。

分野選びの視点・アドバイス

製薬業界で活躍していく上では、定められたことを遵守することがとても大切です。もし製薬の道に進みたいと考えているのであれば、周囲に流されず正確に行動できる姿勢を身につけていってほしいなと思います。また、学生時代に心がけてほしいのは行動範囲を広げて、授業や研究はもちろん、サークルなど様々なことに積極的に挑戦すること。私自身、卒業研究に特に力を入れて取り組みましたが、研究テーマに向けて様々な実験を行いました。その過程で、研究に対する様々な知識を身につけることができましたし、物事を考える過程など結果に向けた考察を広い視点からできるようになったと思います。

百崎 いくみさん

持田製薬工場株式会社 勤務/薬科学科(4年制)/2022年卒/「誰かの役に立つ仕事がしたい」という思いから薬学の道に進んだ百崎さん。大学で薬について学んでいくなかで、「薬の安全性」がとても重要であると実感し、「製薬に携わりたい」という思いを強くしていったそう。横浜薬科大学 薬学部 薬科学科を卒業後、現在は持田製薬工場株式会社に勤務。主に錠剤の検査を担当し、安心・安全な薬の提供に力を注いでいる。今後の目標を尋ねると「検査することができる製剤を増やしていきたいです」と百崎さん。「研修や日々の学びを継続することで、担当する検査の幅を増やしていきたいです」と抱負を語ってくれた。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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