
マーケティングや広告など、企業と消費者が双方向のコミュニケーションを通じて良好な関係を築く手法を探究しています。
私が中高生だった1990年代はテレビCMに勢いがあった時代です。広告が勉強できることも魅力で商学部に入り、学生として参加した大学生意識調査で広告会社の人とも関わりました。在学中にインターネットが普及し、双方向が特徴のメディアの登場で広告が変わりはじめたことが、インタラクティブな企業コミュニケーションを研究するようになったきっかけです。
広告とは企業が消費者に語りかけることですが、本来コミュニケーションには相手の話を聞くことも含まれます。ネットには不誠実な広告も多いですが、誠実で透明性の高い相互のコミュニケーションが最終的には評価され、利益につながると信じて、研究に取り組んでいます。

企業に聞く姿勢が求められる時代です。「聞く」とはどういうことなのか私自身も興味をもって研究しています
理論に基づいた研究と企業連携による実務の両面からマーケティング・広告を考察する松本ゼミ。「取り組む期間を決め、まず数をこなすことが大事」という考えの下、ひとつの課題にグループで3~4ヶ月集中して取り組んでいる。研究には情報収集と整理、仮説の立案と検証、執筆、プレゼンとあらゆる能力が求められる。さらに研究を通じて培った知識と共に企業と連携してプロモーションの実務に取り組み、学んだことを自分たちでも実践。研究と実務、両方の経験を活かしあい、目標に向け能動的に学ぶことで社会で求められる能力を磨いている。

他大学と合同の研究発表会や実務家へのプレゼンテーションなど、多くのアウトプットの機会が設けられている
大学は「公園」のような場です。多様な人が集い多様な学びがある中で、誰と出会い何を学ぶかは自分次第です。皆さんが将来のイメージを持つ手伝いができるよう、教員である私もいろいろな入口を準備しています。

自身が学生の時に取り組んだ「大学生意識調査プロジェクト」に、現在は教員の立場から携わっている
専門分野:マーケティング・コミュニケーション、広告
2010年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。同大学助教を経て、2011年に千葉商科大学に着任、2021年から同大学教授。
日本広告学会常任理事や日本通信販売協会(JADMA)広告適正化委員会委員長などを歴任。
共著に『わかりやすいマーケティング・コミュニケーションと広告 第3版』(石崎徹・編著、八千代出版)など。
※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。



