
大手食品メーカーに14年間勤め、マーケティングや新製品企画の仕事をしていました。大学でマーケティングや消費者行動を体系的に学んだわけではなかったので、ビジネス界でのキャリアアップのために大学院に入ったところ、研究がとても面白く「別の立場からマーケティングや消費者行動にアプローチしたい」と思うようになり、研究者へとキャリアを変更しました。授業やゼミでは企業での新製品企画の実務経験にもとづいた実践的な教育をしています。
現在の研究は、日本人のライフコースや世帯構造が変化しつつあるという環境に注目しながら、人々のウェルビーイング(幸福感)を大きなテーマにしています。近年は単身者の消費やパーソナルファイナンスに注目しています。今後はこれらの成果を具体的な商品やサービス開発に接続する研究を進めてゆきます。

ゼミの経験を活かし、人の気持ちや行動を深く理解してよりよい商品やビジネスを考える人になってほしいです
「抽象的な理論だけでは商品開発はできませんし、具体だけにしか興味がないと独りよがりな商品になります。抽象と具体を行き来する『思考の型』を大学生活で身につけてほしい」と語る大風先生。「商品開発論」の授業では、ターゲット客の設定に始まりネーミングやパッケージデザインまで、段階を踏みながら「お菓子のコンセプトづくり」に挑戦。学生からは「お店で商品を見る目が変わった」という声も上がる。ゼミではさらに実務に近づき、つくった仮説の根拠を調査を通じて検証。企業で行うのと同じ企画プロセスをそのまま実践している。

企業と連携した商品開発プロジェクトに向けて、企画の現場で実際に使われるフレームワークでアイデアを発想
普段食べたり使ったりする製品やサービスに対して「もっとこうだったらいいのに」と思い、それを自分で考えてみたい人、大歓迎です。同じ志をもつ仲間が集まる大学という場で、あなたの思いを表現してみませんか。

「新製品を具現化するために工場に行って現場の人とやりとりするのは、大変だけど楽しかったです」と語る
専門分野:マーケティング、消費者行動、生活経済、生活経営、家族社会学
聖心女子大学を卒業後、味の素株式会社に入社し、新製品企画に従事。法政大学大学院社会科学研究科にて経営学修士を、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科にて社会科学博士を取得。
お茶の水女子大学准教授、京都ノートルダム女子大学准教授を経て、2024年に千葉商科大学准教授。2026年より同大学教授。
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