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グラフィックデザイナーの20年後、30年後はどうなる?

グラフィックデザイナーの20年後、30年後はどうなる?

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AIの発展とともに、既存の職種がどのように変化していくのかということがよく話題になりますが、グラフィックデザイナーにとっては、AIはどのように影響してくるのでしょうか。紙やWebなど媒体事情も加速度的に変化していくなか、グラフィックデザイナーの20年後、30年後を考えてみました。

技術の変化でデザインや表現方法が変化する

グラフィックデザイナーの仕事は、基本的にはパソコンを使って作業することが多く、そのため、デザイナーとAI技術との関連性は深そうな印象を受けます。
現役のグラフィックデザイナーは、AI技術の進化によってデザイン作業を行うための道具や媒体などに変化が起き、その結果としてデザインや表現の方法が変わるのでは、と推測しています。
わかりやすい例で言えば、実際に今から20年ほど前までは、デジタルではなくアナログ、いわゆる版下でデザインが行われていた時代でした。
今でこそMacを使って、さまざまなレイアウト作業が簡単にできるようになっているだけでなく、Mac自体の性能やデザイン関連のアプリケーションに関しても、使いやすさやスピードが以前とは比べものにならないほど、格段にアップしてきています。
このようにデザインツールという面での進化は、AIが発展していくことで、さらに期待できる部分はありそう。また、性能の向上に合わせて表現のしかたが変わっていくことも想定されます。
ただし、どれほどデザインにかかわる作業が効率化されようとも、クライアントごとにデザインに対する要望が異なり、臨機応変に対応する必要がある以上、今後も、そういった調整を担うという意味では、グラフィックデザイナーという職種はなくならないのではないでしょうか。

スピード化・効率化が図れることで働き方改革

グラフィックデザイナーが依頼を受けてデザインのアイデアを考える際、その手法にはいくつかあります。ただ、まだパソコンやデジタルの素材集といったものが登場していないころは、写真や資料を書店などに探しに行く必要がありました。
現在では、アイデアレベルで使用するものであれば、Googleのほかインターネットで検索をかければ、時間も手間も節約することが可能です。
このことは直接AIとは関係がないかもしれませんが、デザイナーからしてみると、革命的と言えるできごとだったと、あるグラフィックデザイナーは当時を振り返ります。やはり、情報や資料収集といった面では、かなり役立っているそうです。
デザインというものは最終的に人の感情に訴えるものという側面をもっています。そのため、ツールとしてAIを活用しつつもアウトプットはあくまで人間という、グラフィックデザイナーとAIがいいバランスで共存していくことが、今後はより重要となってきそうです。

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