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グラフィックデザイナーの志望動機を教えて!

グラフィックデザイナーの志望動機を教えて!

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もともと絵を描くのが好きだったり、趣味でものづくりをしたり、昔から創作することが大好きで「好きなことを仕事にしたい」という思いをもつようになったという人が多いようです。ただし、必ずしも絵が描けるからといってこの職業に向いているというわけではなく、絵が描けなくても美術鑑賞が好きだったり幅広いことに興味をもてたりする人がこの仕事に就いているようです。 グラフィックデザイナーの仕事は場合によっては深夜まで残業をしなくてはならないなど体力的にもハードなこともありますが、好きなことが仕事につながっているという強い思いがあれば厳しい状況も乗り越えられることもあるようです。自分の特技を仕事にどう生かしていきたいのか、仕事を通してどのように成長していきたいのかなどを、グラフィックデザイナーになりたいと思ったときに一度自分に問いかけてみるのもよいでしょう。

好きなことを仕事にしたいという思い

子どもの時から絵を描くことやものづくりが好きで「好きなことを学んで将来に生かしたい」という思いのなかで進路を考えたとき、グラフィックデザイナーという仕事があることを知り、デザインを学べる学校へ進学したという声を多く聞きます。また、進学した学校で将来の見本となるような尊敬できる先生に出会えたことで、学ぶ意欲がさらに湧き、グラフィックデザイナーになるという思いを強くしたという経験をもつ人もいるようです。

仕事を通してクリエイティビティを磨きたい

「学校で学んだPhotoshop(R)やIllustrator(R)などのソフトウェアの知識を生かしてスキルアップしながら働きたい」という声にあるように、グラフィックデザイナーは、社会人としての経験を重ねながら、クリエイティブな感性を磨くことができる職業でもあります。

デザインのおもしろさに魅了されて

「高校時代、活版印刷に携わっていた美術の先生の工房を見学したことからデザインに興味をもちました」という声にもあるように、もともとはアートの方面に関心が高かった人も、先生などとの出会いにより、商業的な側面のあるデザインのおもしろさに気づき、グラフィックデザイナーを目指すようになったという場合もあるようです。

取材協力・監修

公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会

1978年設立。通称JAGDA。東京オリンピックのポスターをはじめ数々の名作を残した故・亀倉雄策らを中心に設立されたグラフィックデザイナーの全国組織。現在約3000名の会員を擁する。年鑑の発行、展覧会やシンポジウムの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、多岐にわたる活動を通じてグラフィックデザイナーを支援している。

馬渕智浩※2020年9月10日更新

DTPオペレーターを経験したのち2003年8月より制作会社のグラフィックデザイナーとして入社。2017年5月より独立し(株)バンダイ(現Bandai spirits)が運営するキャラクターコラボのカフェ(Charabread、ラスカルベーカリー)などのロゴデザインを中心に各種プロモーションツールなどの制作を通じ、ブランディング全般を担当。その他、個人事業者の名刺から大手企業のプロモーションツールまで幅広くデザインを手がけGDdesignとしてフリーランスの活動をしている。

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