女子栄養大学／卒業後のキャリア（栄養学部実践栄養学科管理栄養士常住　汐里さん）【スタディサプリ進路】

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先輩の仕事紹介

トップアスリートが進化し続けるために、私たちも進化し続けることが必要不可欠。そんな仕事です！

管理栄養士

栄養学部　実践栄養学科/2014年卒

常住　汐里さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

私が勤務するハイパフォーマンススポーツセンターは、世界の上位で競い合うアスリートが集まる施設。アスリート食堂が3ヶ所あり、私はその管理・運営業務を担っています。主には給食会社のスタッフとの連携を中心に、献立の確認や調整、選手に必要な食情報の発信をします。競技団体からの依頼で栄養講習会や、選手個々に栄養サポートを実施することもあります。やりがいは、同じシチュエーションが一つとしてないこと。選手の数だけ課題・答えがあり、常に新しい発見があることです。トップアスリートが進化し続けるために私たちも進化し続けることが必要不可欠。多くの人と関わり作り上げていく過程の緊張感と一体感も、この仕事の醍醐味です。

学校で学んだこと・学生時代

栄養管理とは何か、給食とは何かにとことん向き合いました。授業での学びに留まらず、スポーツ栄養サポート部を立ち上げて、地域の少年サッカーチームの「食育サポート」にも携わりました。選手である小学生、コーチ、保護者のみなさんと関わる中で実践力を身につけながら、管理栄養士、そして社会人として大切なことをたくさん学びました。実務経験豊富な先生方から多くのアドバイスをいただき、「美味しく、またそれが誰のための食事なのか、対象となる方を知ることが大事である」と学んだことが、今の仕事に大いに活きています。スポーツ栄養の道を志す仲間と切磋琢磨した4年間は、まさに私の宝物です。

これからかなえたい夢・目標

私は、食を通してアスリートをサポートすることが使命だと考えています。関わるスタッフが一体となって、アスリートのみなさんに「あたりまえ」「普段どおり」と思える環境を提供したいですし、今後は、管理栄養士の育成そのものにも貢献できたらと考えています。大学・大学院、仕事を経て学んできたこと、スポーツ現場で学んだ貴重な経験を、自分自身の物にすることだけで終えず、「これから管理栄養士の道に進みたい」という学生の皆さんに、少しでも役に立てたらと考えています。そのためにも、公認スポーツ栄養士である前に一人の管理栄養士として、さらに学び続けます。

常住　汐里さん

日本スポーツ振興センターハイパフォーマンススポーツセンター／国立スポーツ科学センター勤務/栄養学部　実践栄養学科/2014年卒/千葉県立君津商業高等学校を卒業後、女子栄養大学に入学。栄養学部実践栄養学科で学び、2014年4月、女子栄養大学大学院栄養学研究科に進学。2016年3月修了。所有資格／管理栄養士、栄養士、公認スポーツ栄養士

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…