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こんな先生・教授から学べます

物理の教科書を書き換える発見をした先生

情報記録・磁性材料
理工学部 電子工学科
塚本 新 教授
先生の取組み内容

どんなに高画質の写真や動画が撮れても、メモリへの保存や取り出しに何10分も掛かるようでは実用的ではありません。そして、現在の技術ではデジタル情報の処理速度は限界に近いともいわれています。それなら別の方法を探そうと、新たな情報書き換え原理を研究していて出会ったのが「全光型磁化反転現象」。磁石に超短レーザー光を当てると原子レベルに作用して磁石の向きが反転するという物理の教科書にも載っていない大発見でした。レーザー光の照射時間は40フェムト秒(1フェムト秒=1000兆分の1秒)。これは現行システムの10万分の1に相当し、この原理を技術化・実用化すれば、現在の10万倍の速度で仕事をする超高速磁気メモリが実現するということです。“日大発”の技術で情報化社会は爆発的に発展するかもしれません。

金属磁性体(磁石)に超短レーザー光を照射して超高速磁化反転現象を起こす実験に世界中が驚きました

授業・ゼミの雰囲気

妄想力を独創性に変換していく自由さと助け合いの精神を重視

学生が成長できる場を作るのが私の役目と語る塚本先生の研究室には「妄想タイム」という時間があります。これは、科学的な根拠がなくても「こんなことが出来たらいいね」「あんなモノが作りたい」という思いつきを気ままに語り合うひと時のこと。その妄想が新しいアイデアのヒントになる可能性もあるようです。その一方で、電子顕微鏡の操作、光の測定など、自分の得意なことで仲間の研究に協力するのも暗黙のルール。その自由さと助け合いの精神が、教えてもらうのではなく自分で学び取るものという主体性に結びついています。

将来、ゼミ生の中から全光型磁化反転現象を実用化させる人材が誕生するかもしれません

キミへのメッセージ

大学ではいろんなことにトライして自分を変えていってください

自分の実力は自分ではわかりません。だから行動する前に決めつけず、とにかくトライしてみましょう。そこで力不足を感じたら勉強すればいいのです。小さなことにこだわらないで行動すれば可能性は大きく広がります!

物質を原子レベルで探求する塚本先生にとって電子顕微鏡は必須のアイテムとなっています

塚本 新 教授

専門:磁気工学、超短時間光物性、ナノ材料工学
略歴:1994年、日本大学理工学部電子工学科卒業。1999年、同大学院理工学研究科電子工学専攻修了。2002年、オランダのナイメーヘン大学(現ラダバウト大学)客員研究員。2005年、日本大学理工学部専任講師。2007年、科学技術振興機構(JST)「さきがけ」研究員(兼任)。2012年、日本大学理工学部准教授。2015年より現職。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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