”次世代のロケットエンジン” 次世代の持続可能な宇宙輸送用ロケットに関する研究
理工学部 航空宇宙工学科 教授 髙橋 賢一
いよいよ有人惑星探査の時代に入ろうとしており、目的地は月や火星です。人類を火星まで送るには大型のロケットが必要となります。大型ロケットのエンジンは主に液体ロケットエンジンを使用し、補助エンジンとして固体ロケットエンジンを使用します。ロケットの質量の大部分は推進薬(燃料と酸化剤)であり、1回の打ち上げで大量の燃料を消費します。今後は大型ロケットの打ち上げ回数が増え、同時に燃料を大量に必要とすることが予想できます。ここで問題となるのが、コスト、環境への影響、資源の枯渇などです。将来の我々の子孫へ繋げるためにも「次世代の持続可能な宇宙輸送用ロケット」を考えなくてはなりません。私の研究室では、次世代の宇宙輸送用ロケットのエンジンに関する研究を行っています。低コスト、安全、低環境負荷をキーワードに、主に燃料の改良に取り組んでいます。燃料の高性能化により様々な問題を解決しようと考えています。
<メッセージ>
将来を良くしたいという夢を持って研究を進めています。宇宙時代に入って人類の役に立てるようなロケットを一緒に作りたいですね。
<メッセージ>
将来を良くしたいという夢を持って研究を進めています。宇宙時代に入って人類の役に立てるようなロケットを一緒に作りたいですね。
この先生・教授に出会えるのは・・・
日本大学 理工学部 航空宇宙工学科
空や宇宙で活躍できる技術者の素養を磨きます