スマートフォンの進歩に貢献
電子工学科 教授 三枝 健二
光に関する実験等は、暗室で行われていることはご存じだと思います。暗室は外からの光が入らないように、また光が壁、床、天井で反射しないように作られています。これと同様に、無線機器の試験は電波暗室と呼ばれる部屋で行われます。この部屋の中は理想的には、電波から見ますと何もない宇宙空間と同様な状況となります。無線機器の試験を机上や普通の部屋内で行えるように、これを小さくしたのが電波暗箱です。
スマートフォンの進歩は言うまでもありません。通信速度はどんどん高速化しています。 これは高い周波数を含む複数の周波数を使うという技術により達成されています。その進歩に伴い、従来の電波暗箱では無線機器を正しく評価できないという問題が生じています。我々は次世代の通信機器を試験し得る電波暗箱の実現を目的として研究を行っています。
<メッセージ>
電波暗箱の研究は、電波の知識がないとできません。電波は目に見えず、直感的に理解しづらいものです。それを実験や解析を通して、課題を解決していくのが電波研究の醍醐味です。
スマートフォンの進歩は言うまでもありません。通信速度はどんどん高速化しています。 これは高い周波数を含む複数の周波数を使うという技術により達成されています。その進歩に伴い、従来の電波暗箱では無線機器を正しく評価できないという問題が生じています。我々は次世代の通信機器を試験し得る電波暗箱の実現を目的として研究を行っています。
<メッセージ>
電波暗箱の研究は、電波の知識がないとできません。電波は目に見えず、直感的に理解しづらいものです。それを実験や解析を通して、課題を解決していくのが電波研究の醍醐味です。
この先生・教授に出会えるのは・・・
日本大学 理工学部 電子工学科
スマートネットワーク社会の実現に必要な電子工学(ハードウェア・ソフトウェア)技術を身に付けることができます