送電線の電線の点検・修理を行うラインマンという仕事をしています。雪や倒木、災害などで送電線が切れたり鉄塔が破損したときは修復を行います。北海道を襲った台風や地震の際は、電気の大切さと自分たちの仕事にかかる責任の重さを改めて実感しました。安全を第一に考えながら、停電による不自由さを早く回復させたいと、早急な復旧を心掛けています。それだけに、復旧したときは喜びもひとしおです。就職して研修を終えすぐに現場に出られたのは、日本工学院の授業で基礎知識を身につけていたおかげですね。
電気工学科では、電気工学について基礎から最新技術までを学びます。先生はその道を極めているベテランの方々で、ポイントを押さえながら、わかりやすく教えてくださいました。授業は学生の理解度に合わせて段階的に学べるので、わからないところがそのままにならずに安心です。資格試験に向けての指導や、就職に向けてマナーや一般常識、コミュニケーション能力などの指導を丁寧にしてくださいました。おかげで、自信を持って就職活動に臨めました。
ラインマンとしての作業は危険と隣り合わせ。その上送電を止めて行うので、停電になり一帯の生活に影響します。常に安全第一を心掛けつつ、限られた時間で迅速に終わらせることを心掛けています。今は、先輩について作業をしていますが、しっかりと技術を磨いて、早く一人前のラインマンとして任されるようになりたいです。
株式会社日胆テクノ 工事部 勤務/電気工学科 卒/2016年3月卒