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  • 宮永 直樹さん(医療保健学部 医療栄養学科/管理栄養士)

私立大学/東京・千葉・和歌山

トウキョウイリョウホケンダイガク

患者様の「ありがとう」という声を直接聞けると嬉しい

先輩の仕事紹介

1日3回の食事が辛いか幸せかは、患者様にとって重要なこと。そこに携わる充実感

管理栄養士
医療保健学部・医療栄養学科/2014年3月卒
宮永 直樹さん

この仕事や研究の魅力・やりがい

病院には、疾病や治療の影響により食事が進まなかったり、制限を受けたりと「食」に関する問題を抱える患者様がたくさんいらっしゃいます。私の主な仕事は糖尿病の糖質制限や慢性腎臓病のたんぱく質・塩分制限などの個別指導をすることです。その他に腫瘍内科の病棟では治療の影響で食欲が落ち、味覚・嗅覚障害が出るがん患者様の食事相談も行っており、様々な問題と向き合いながら食事調整をしています。食は生活の根幹ですので、指導するにあたって患者様との1対1の信頼関係が何よりも大切です。指導する中で「前より少し食べられるようになった」、「血糖値の数値が良くなった」という感謝の言葉を患者様から直接聞けると嬉しいです。

学校で学んだこと・学生時代

4年次の医療栄養学科、看護学科、医療情報学科合同の協働実践演習では、多職種連携の重要性を学びました。1つの問題に対して3学科一丸となって取り組み、それぞれの視点からアプローチして問題解決を図るこの演習から、「チーム医療」の原点を学ぶことができました。また、地域医療支援病院での実習では、管理栄養士が中心となって栄養管理を行うNST(Nutrition Support team=栄養サポートチーム)の活動を間近で見ることができました。食を通じて人の生命・健康をサポートする管理栄養士の仕事を見て、病院こそが管理栄養士の能力を最大限に発揮できる現場だと強く感じました。これらの経験は、今の仕事にも活かされています。

消費期限のチェックも管理栄養士の大切な仕事です

これからかなえたい夢・目標

栄養指導をするだけでなく、患者様のその後を追跡してデータ収集・解析することで、管理栄養士による栄養指導と患者様の病状や生活習慣等の変化との関連を明らかにし、その研究成果を発信し続けることが目標です。現在は、慢性腎臓病患者の継続的な栄養指導の有効性について研究しています。継続的な栄養指導とその自己中断では、どちらの治療成績が良いかを客観的に検証し、継続することの有効性が認められれば患者様により説得力をもって推奨できるでしょう。日々の研究成果を学会で発表する機会をどんどん増やしていくことで、食を通じた「医療人」として、これからも患者様の役に立っていきたいです。

患者様の病状に合わせた栄養指導を行っています

宮永 直樹さん

昭和大学藤が丘病院/医療保健学部・医療栄養学科/2014年3月卒/「医療人」のプロフェッショナルを育てる東京医療保健大学の校風に魅力を感じ進学。在学中は看護師や診療情報管理士などを目指して学ぶ他学科の学生との交流も刺激に。学生支援センターの面接練習も役立って現在の昭和大学病院へ入職。地域の中核病院で管理栄養士として5年目を迎える現在は、女性が多い管理栄養士の中でも男性ならではの需要を実感している。「男性患者様とのコミュニケーションはもちろん、学会での研究発表などでは男性の管理栄養士が果たすべき役割は大きいです」と語る宮永さんは、食に関する「医療人」のスペシャリストとして日々栄養指導に取り組んでいる。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先輩が学んだのは…

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