オープンキッチンのカフェで主に調理を担当しています。朝9時に出勤したらすぐに仕込みをはじめて、全ての仕事が終わるのは22時頃。調理の他にも発注業務やインスタの更新なども任されています。忙しい毎日ですが、それだけにやることが多く、1日1日があっという間です。このお店は、お客様が食事をしている様子が見えるオープンキッチンの店舗です。だから、料理や飲み物に対するお客様の反応がダイレクトに伝わりますし、逆に、自分自身がワクワクして楽しんで働けば、お客様にもそれが伝わります。料理を美味しそうに召し上がっている姿や笑顔、「美味しい」という言葉が聞けると嬉しいですし、やりがいを感じます。
自分が作ったもので、人を感動させよう、喜んでもらいたい、と思ったのがきっかけです。中学3年生の時に、ガールスカウトのキャンプで作ったご飯をみんなが喜んでくれて。私が献立を考え、工夫したものだったので、喜んでもらえたことが嬉しかったし、1から考えて料理を作り上げたことで大きな達成感も得られ、調理の世界を目指そうと思いました。現在の勤務先との出会いは、友人に誘われて食事をした時。味に感動して、自分なりに会社のことを調べて、「ここに就職したい!」と思いました。たまたま学校に求人もきていたので、すぐに応募。人気企業だけに競争も激しかったですが、最後まで諦めない気持ちが、結果につながったと思います。
様々なカフェメニューやイタリアン・フレンチの調理を経験できたことは、今の仕事で大いに役立っています。店舗実習では、私たち学生自身でテーマを決め、原価計算をしながら食材を調達したのですが、その経験も、ランチメニューを考案する際などに大いに活きています。在学中、たくさん迷惑をかけてしまった私ですが、ずっと励ましてくださった先生方にはとても感謝しています。中でも一番お世話になったのは、2年生の担任だった西元先生。困っている時、悩んでいる時、すぐに気づき、私から相談する前に「大丈夫?」と声をかけてくれたり、親身に相談に乗ってくれたり。心の底から尊敬しているし、お手本にしている、大好きな憧れの先生です!
cafe Clap 勤務/パティシエ・カフェ科/2018年3月卒/これから挑戦したいことは?という問いに、「今の店舗で店長としてみんなを引っ張って行ける存在になること。メニューの開発にも関わってみたいです」と目を輝かせる細田さん。「お店のために、お客様のためにどんなものがいいか工夫して作り、お店のオリジナル商品として発信して行きたいと思っています」。飲食業を志した中学3年の頃からの目標である「カフェのオーナー」に向けて、努力を重ねる毎日。「大変なこともあると思いますが、一緒に頑張りましょう!」と後輩たちにエールを送ってくれた。