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バーテンダーのキャリアステップとしては、独立開業して自分のお店をもつというのが、最もイメージしやすい道かもしれません。では、そのほかにはどのような選択肢が考えられるのでしょうか。ここではバーテンダーのキャリアの可能性について見ていきます。
バーテンダーにとっては自分の店をもつことが夢
バーテンダーを志す人の多くは、やはり「いつかは自分のお店をもちたい」と思っている人が多いそう。独立を目指す場合、まずは「いつまでにお店をもちたいか」を逆算するところから始め、独立するためには何が必要かを考えます。
独立の方法には、フランチャイズ契約のシステムを利用する方法もありますが、ベストなのは自分で貯めたお金を元手にして開業すること。多少の資金不足であれば、例えば日本政策金融公庫や商工会議所の融資を利用するというのも一つの手段です。
ただし、いくら資金があってもお客さまが来てくれなければ経営は成り立ちません。独立前に働いている店でしっかりと接客し、「お客さまとの信頼関係はもちろん、店とも良好な関係を築いておくことが大切だ」と話を聞いたバーテンダーは言います。
独立するときには、協力してくれるスタッフがいるほうが心強いですが、そのスタッフの生活を背負う覚悟も必要です。あるバーテンダーによると、独立して自分の店をもつような人は、雇われている時から1日たりとも無駄にしない姿勢で働いていることが多いそうです。
会社形態のバーで働いているケースでは、先輩の独立などをきっかけに、繰り上がりで店長としてお店をまかされることもキャリアステップの一つです。ただし、会社形態ですから自分に実力がないと判断されると、系列店から店長が来るケースも。技術があり、お酒に詳しいのはもちろんですが、お客さまのことを把握し、しっかりとした接客ができていることが、やはり大切となるようです。
メーカーに入る、海外へ進出するといったキャリアステップも
キャリアアップしていくなかで、例えばソムリエの資格を取得したり、ラム酒やテキーラといった各種お酒の協会に所属したりして、認定の資格を取得するのもいいそうです。
ほかにもウイスキーなどにも認定資格がありますので、自分の得意分野を作れば「あの人はウイスキーに詳しい」といったように、そのお酒が好きな人から注目される可能性が高まります。
ちなみに、得意分野を決める際は、自分が好きなお酒で選ぶのもいいそう。そのお酒を専門的に扱っているバーへ移り、技術を突き詰めていくことでステップアップにつながるケースも出てきます。
例えばソムリエの資格を取ってワインバーやレストランで働くといったように、得意なものや好きなものを生かすことで、バーテンダーとしてのキャリアの方向性も広がってくるようです。
さらに、海外のバーで働いたり、お酒のメーカーに就職して活躍したりするようなキャリアステップも考えられ、こうしたケースでは、お客さまやバーテンダー同士のつながりなど、知人をきっかけにしてキャリアが展開する場合も多いようです。
また、カクテルコンテストで優勝することも、ネームバリューを上げるという意味ではキャリアアップの一つといえるでしょう。
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