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ウェディングプランナーの1日のスケジュール

ウェディングプランナーの1日のスケジュール

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ウエディングプランナーの仕事内容は、担当の結婚式がある週末・担当の結婚式がない週末・平日とで大きく異なります。
今回は、あるゲストハウスで働くウエディングプランナーの1日を、3つのパターンに分けてご紹介します。

【担当の結婚式がある週末】

・8:00/出勤
このゲストハウスでは、結婚式の開始時間が10:00~、11:30~、14:15~、17:45~の4枠あります。今日の担当は11:30~。新郎新婦が挙式の2時間半前に会場入りするので、プランナーはその1時間前までに出勤します。

・9:00/新郎新婦お出迎え
いよいよ本番当日。緊張とワクワク感でいっぱいの新郎新婦を笑顔で迎え入れます。結婚式当日は、「介添え」として新郎新婦を一番近くでサポートするほか、プランニング通りに進めていけるよう全体に気を配り、各スタッフを動かす「司令塔」の役割も果たしていきます。

・10:30/ゲストの受付開始
新郎新婦から受付をお願いされたゲストが到着しました。受付場所にご案内し、「芳名帳への記帳、ご祝儀の受け取り、ゲストに席次表を渡す」という受付の流れをご案内します。

・11:30/挙式スタート
今日の挙式は、列席者に結婚の証人となってもらう「人前式」。アットホームな挙式を希望するふたりに、ゲスト参加型の演出を提案してオリジナル度の高い挙式を叶えました。挙式の間は、新婦が持つブーケを途中預かったり、ドレスの裾を直したり、忙しく、そうでありながらも、目立たないように動きます。

・12:30/披露宴スタート
入場から披露宴のお開きまで、ずっと新郎新婦の側にいます。次の動きの案内をしたり、新郎新婦が起立する際には椅子をひいたり、ドレスの裾を直したり、徹底してサポートします。お色直しでふたりが退席すれば、プランナーも控室へ。ドリンクを用意するなど、新郎新婦がリラックスできるよう気を配ります。
15:00、タイムスケジュール通り、感動のうちに披露宴は終了しました。

・16:00/新郎新婦お見送り、片付け、休憩
新郎新婦と招待客全員をお見送りしたらウエディングプランナーとしての役割は完了です。結婚式が無事に終わり、新郎新婦から
「ありがとう!」
「あなたにお願いしてよかった!」
と感謝の言葉をもらえた時には、それまでの疲れも一気に吹き飛んでしまいます。家族や親族から、「いい結婚式だった。ありがとう」と感謝されることもうれしいことです。新郎新婦の控室をさっと掃除して、その後しばしの休憩です。

・17:00/打合せ業務
結婚式が終わりホッと一息ついた後に、もうひとつの大仕事があります。4カ月後に結婚式をおこなう新郎新婦との初回の打合せです。この打合せで最も重要なのが、新郎新婦のことをよく知ること。ふたりの馴れ初めや趣味、大切にしていること、結婚式で重視することなど、プランニングに必要となることを雑談も交えながらじっくりヒアリングします。

・20:00/事務処理
打合せ内容を記録します。1組ごとにシステムで管理するほか、お金にまつわることは書面でも残します。お客さまごとに用意されたファイルを見ればどこまで打合せが進んでいるか、決まったことがすぐわかるようにしています。

・21:00/退社
結婚式はミスが許されず、常に緊張感が伴います。疲れはありますが、それ以上に満足感、達成感に満たされながら帰路につきました。

【平日】

・9:00/出勤、オープン準備、朝礼
結婚式やお客さまとの打合せの予定がない平日の朝は、少しゆっくり時間が流れます。

・10:00/オープン、発注業務
午前中は集中して発注業務にあたります。バルーンリリースの演出に使うバルーンを発注し、別のお客さまは引出物が決まったということで、必要な個数の引出物を発注しました。

・12:00/お昼休憩
・13:00/前撮り
結婚式の前撮りをする新郎新婦が来館しました。結婚式当日はドレスだけを着る予定のため、今日の前撮りでは和装を着て撮影します。
美容スタッフによる美容着付を済ませた後、撮影を開始。披露宴会場内や、ガーデンの緑をバックに撮影を楽しみます。新郎新婦の幸せそうな笑顔に、思わず自分も笑顔になってしまう幸せな時間が流れます。

・17:00/週末施工すり合わせ
バンケットキャプテンと、この週末におこなわれる結婚式の最終すり合わせです。バンケットキャプテンとは、披露宴全体の流れを把握し進行する人のこと。入退場シーンでの誘導や演出サポートなどもバンケットキャプテンの役割となるため、進行スケジュールやBGM、演出など、理解に相違がないか一つひとつ確認していきます。

・19:00/退社
平日に残業することは少なく、仕事のキリがついたところで退社します。

ウエディングプランナーの1日をイメージできたでしょうか?今回は、ゲストハウスで働くウエディングプランナーを例にしていますが、ホテルやリゾート地の結婚式場など、勤務先によって仕事の内容は変わってきますし、自社会場を持たないプロデュース会社で働く場合は式場選定なども仕事に入ってきます。
働き始めてから「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、「生」の現場を見ておくことは有効です。学生時代に結婚式場でアルバイトすることも、ウエディングプランナーの仕事を理解する上で大きく役立ちますので、チャンスがあればチャレンジしてみてください。

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