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  • 荻原 淳 教授(応用微生物学、微生物化学、応用生物化学)

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こんな先生・教授から学べます

くらしに役立つ発酵現象を研究する先生

応用微生物学、微生物化学、応用生物化学
生物資源科学部 生命化学科
荻原 淳 教授
先生の取組み内容

私は微生物の発酵現象について研究し、くらしに役立つ有用物質の生産をめざしています。そのひとつが、再生可能な植物由来の原材料で、石油と同じプラスチックをつくり出そうという研究です。私たちが着目したのは、東南アジアで食品や油脂として利用されているヤシの実。しかも使い尽くした残りカスに含まれている廃グリセロールという物質です。これをモニリエラ・メガチリエンシスという特別な酵母で発酵させることにより、プラスチックの原材料となるエリスリトールを得ることに成功しました。本技術は、トウモロコシを使ったバイオ燃料などと違い、食品の可食部を使う必要がなく、社会的な抵抗感が少ないという点も大きなメリットといえます。今後は、発酵生産の効率をさらに高めるべく、酵母の代謝経路の解明などにも積極的に取り組んでいきます。

ジャーファーメンター(発酵槽)を用いた培養実験を行います。採取した培養液中の代謝産物を分析します。

授業・ゼミの雰囲気

発酵生産物の評価は全員で楽しみながら行うなど、自由な雰囲気を大切にした研究室

学生には卒業後、社会で即戦力として活躍することを期待している荻原先生。研究室では、研究に取り組む姿勢や研究結果の評価、問題解決方法などについて、学生と教員が自由な雰囲気の中で十分に話し合い、学生の自主性を重視しながら、教育・研究のレベルアップを図っています。そのような環境の下、自らを的確に自己分析、評価、判断し、行動できる社会性を身に付けてほしいと考えているそうです。また、研究においてはデータに対して謙虚であること、自分の考えと違うデータも真摯に受けとめることなど、学生に対し強く指導しています。

広々とした研究室で発酵生産物の評価を皆で楽しんでいます。もちろんディスカッションも忘れません。

キミへのメッセージ

身近で面白そうな現象に目を向け、一緒に研究を楽しんでみませんか

伝統的に身近で利用されてきた発酵微生物の性質や、生育のしくみなどを明らかにすることで、人と環境に優しい、持続可能な社会の発展を支える科学技術の構築をめざしています。ぜひ一緒に学んでいきましょう。

ブルーチーズのカビ菌から青い食用色素がつくれないか、そんなことにも興味が広がっています。

荻原 淳 教授

日本大学農獣医学部農芸化学科卒業。同大学院農学研究科農芸化学専攻博士前期課程修了。日本化薬株式会社総合研究所創薬研究所研究員として勤務した後、日本大学生物資源科学部助手、専任講師、准教授を経て現職。博士(農学)。

※この画面の情報は、すべて取材した時点でのものになります。

この先生・教授から学べるのは…

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