システムエンジニアとして、サーバーの運用業務や保守業務を行っています。自分で一からプログラムを設計・作成することがあるのですが、技術的にわからない部分も多く苦労することもあります。それでも諦めずに完成させて、想定通りに動いたときには喜びと達成感を感じます。仕事をする上で大切にしているのは、「情報収集を常に怠らないこと」。幅広い知識が求められる分野なので、IT関連のニュースはできるだけチェックすることを心がけ、新しく習得した技術や手法はメモとして残して、定期的に見直すようにしています。今後はLinuxやORACLEの知識も深めながら経験を積み、誰からも頼られるような技術者になりたいですね。
学生時代には資格取得のための勉強に力を入れていて、友人と放課後に残って勉強したのを覚えています。カリキュラムには資格取得のための授業が含まれており、3年間を通してじっくり学べたので、専門的な知識がしっかりと身につきました。当時学んだプログラムの読み解き方や、フローチャートの書き方などは、今の仕事でもとても役に立っています。また生徒と先生の距離が近くて話しやすく、例えば学期末の校内パーティーで先生方と一緒にたこ焼きパーティーをしたことは今でもいい思い出になっています。学校で基礎から丁寧に、また幅広い知識を教えてもらえたおかげで、さまざまな業務にも柔軟に対応できていると実感しています。
学生生活では、自ら立てた目標に向かってひたすら努力してみてください。IT関連であれば、資格取得が目標として設定しやすいと思います。私も在学中に、ITパスポート試験、基本情報技術者試験<国>、応用情報技術者試験<国>、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)と、複数の資格を取得しました。より多くの資格取得を目指すなら、学校の授業以外でも積極的に勉強するといいと思います。IT業界では、ITに関する技術や知識が必要なのはもちろん、自分一人ではなくチームとして開発を行うのでコミュニケーション能力も重要です。学校の授業でもグループで取り組むものがあるので、チームでの作業も意識してみましょう。
関東情報サービス株式会社 勤務/高度情報処理科/2018年卒/幼い頃からPCに触れる機会が多く、その知識や経験を役立てるにはどうしたらよいのかと考えた結果、今の道を志したという倉持さん。現在、ソフトウェア開発からインフラの構築、サーバーの運用保守まで幅広い事業を行う企業に、システムエンジニアとして勤務。誰からも頼られるような技術者を目指し奮闘中だ。