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生物界をつくった微生物
ニコラス・マネー/著 小川真/訳

生物の先生も知らない、小さな巨人の世界

ほんの一滴の池の水にいくつものプランクトン。菌類は無数。微生物が「命あるもの」の大半を占めることが、顕微鏡の進化で見えてきた。教科書が多細胞生物ばかりなのはマズイ。「ハリーポッターしか読まずに英文学を語るのと同じだ」と菌類の大家は断言する。想像力の翼を広げる美しい図版多数。

「小さな巨人・微生物」の他の本

みそ、みそみそ、うちの数だけうちの味♪
発酵文化人類学 微生物から見た社会のカタチ
お前、醸(かも)してやろうか!
もやしもん TALES OF AGRICULTURE 1

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20万年間、何を望んで歩んできたのか

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23動物はこんなふうに生きている

子どものころの<なぜ>こそ、貯金しよう

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24植物はあなどれない

大好きな植物と心中する男

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25地球は虫の王国

ファーブルを知らないなんて損してる!

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27遺伝子の川をわたる

DNAは時間の中を流れつづける

両親から半分ずつ受け継ぐDNA。両親もそのまた両親から。さかのぼれば膨大な人数の情報が身体に流れ込んでいるのだと、ドーキンスは語り始める。遺伝子は自分を複製しながら、乗り物を次々乗り換えていく。人は遺伝子の乗り物なのか? 世界に衝撃を与えた<利己的な遺伝子>論。

28ゲノムは編集される

生物学の最先端はゲノム編集

ブタの膵臓を無害化して人に移植し、糖尿病を治す。ゲノム編集の新技術クリスパーの賜物だ。背景には巨大IT企業のクラウドサービス戦略があった。腐りにくいトマト、肉量を増やした牛、アレルギーを起こさない卵も市場に出回る寸前だ。熾烈な特許争いの舞台裏まで、最旬のレポート。生物学の最先端はゲノム編集だ!

29「いのち」をつくってもいいですか?

科学と文化の結び目に「いのち」がある

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