現在勤めている花咲爺さんズは「まちづくり会社」です。「まち」を豊かな空間にすることを目指し、エリアマネジメントに関するイベントの企画・運営を手掛けています。その中で私はサインや展示、メディアといったグラフィックやグッズのデザイン、イベントの運営などを担当。新しいイベントなどを企画している時や、それらをデザインを通してカタチにしていく場面、そして地域の方とお話しをしている時は、特にこの仕事のおもしろさを感じる瞬間です。イベント開催の直前は時間に追われるような忙しさですが、いざ本番を迎えて来場された方々が楽しんでいる姿を見ると、それまでの苦労が吹き飛ぶほどうれしくなります。
高校生の時から地元のまちづくりプロジェクトに携わり、その際に地元の魅力を発見しました。また、そのプロジェクトを通じてデザインの楽しさも知り、まちづくりとデザイン、どちらも学びたいと思い、見つけたのが政策情報学部でした。メディア情報コースでは、グラフィック、写真、映像などを幅広く学ことができ、在学中はデザインの基礎やソフトの操作スキルを存分に磨くことができました。ゼミや学生団体Linksの活動を通じて身につけた制作のスキルは今の仕事にも大いに活きています。卒業した今も仕事のアイデアを探しに立ち寄るほど、当時の担当の先生の研究室を活用しています。
イベントの企画運営は、スケジュール管理や真夏の準備・運営など大変な側面もたくさんあります。でもこの会社はハプニングすらも楽しもうという雰囲気があり、イベントスタッフの方からも「花咲さんの現場は楽しい!」と言われるほど。来場者が楽しいのはもちろん、私たち自身も楽しむことができるイベントを企画しているので、イベント本番はやりがいを感じます。今はデザインをしたり、現場にも入ったりと、様々なことに取り組みながら本当に楽しい毎日を過ごしています。仕事をする上で大切だと思うことは「つながる力」。誰かとコミュニケーションをしてつながったり、人と人をつなげたりする中で仕事は生まれていくのだと実感しています。
株式会社花咲爺さんズ プロジェクト推進室勤務 クリエイティブ/政策情報学部 政策情報学科 メディア情報コース ※政策情報学科は2025年4月より総合政策学部(設置構想中)の学科となります/2023年3月卒/千葉県立銚子商業高等学校出身。まちづくりとメディアをどちらも学べるところに魅力を感じ、政策情報学部へ進学。現在はまちづくり・イベント事業を行う会社でクリエイティブ等のデザインを担当する。イベントの企画制作・進行、サインや展示等のデザイン、地域の小学校のPTA運営、地域の食メディアのグラフィック、サイネージ等のデザインなど、幅広く活躍している。