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グラフィックデザイナーの気になる?年収・給料・収入

グラフィックデザイナーの気になる?年収・給料・収入

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グラフィックデザイナーの収入は、働き方や働く場所によって異なります。広告代理店や制作会社に就職した場合は、企業規模が大きいほうが収入も多くなる傾向があるようです。また、個人デザイナーによる小さなデザイン事務所では、仕事を覚えられる機会は多いものの、収入はあまり期待できないことも。また、独立してフリーランスになれば、労働時間は同じでも、会社勤めをしていたときよりも多く報酬を得られる場合もありますが、仕事のやり方によって収入の差が大きく出るようです。

会社員として働く場合は、規模によって異なる

ある程度規模の大きい広告代理店や制作会社などに入社した場合の初任給や待遇面は、一般的な企業と同じことが多いようです。個人デザイナーが経営する規模の小さいデザイン事務所に就職する場合は、アシスタントとして修行を兼ねた採用形態も多く、給料は一般的な会社員よりは少なくなるでしょう。

平均年収

グラフィックデザイナーに限った年収に関するデータはありませんが、厚生労働省が実施した「令和元年賃金構造基本統計調査」の職種別の統計によると、デザイナーの平均給与は30万7400円、年収で計算すると432万7600円です。
※平均年収の計算方法:きまって支給する現金給与額×12カ月+年間賞与その他特別給与額

フリーランスの収入は千差万別

会社に就職して何年か経験を積んだ後、独立してフリーランスになるグラフィックデザイナーも多くいます。収入はその人のスキルや人脈によりさまざまですが、独立したばかりであれば年収が会社に在籍していたときより少なくなることも。安定して仕事の依頼を受けられるようになれば、会社員のときよりも収入を見込むこともでき、仕事が高く評価されれば、数千万円の所得になる人もいるようです。

出典

令和元年賃金構造基本統計調査(厚生労働省、2020年3月31日公表)

取材協力・監修

公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会

1978年設立。通称JAGDA。東京オリンピックのポスターをはじめ数々の名作を残した故・亀倉雄策らを中心に設立されたグラフィックデザイナーの全国組織。現在約3000名の会員を擁する。年鑑の発行、展覧会やシンポジウムの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、多岐にわたる活動を通じてグラフィックデザイナーを支援している。

馬渕智浩※2020年9月10日更新

DTPオペレーターを経験したのち2003年8月より制作会社のグラフィックデザイナーとして入社。2017年5月より独立し(株)バンダイ(現Bandai spirits)が運営するキャラクターコラボのカフェ(Charabread、ラスカルベーカリー)などのロゴデザインを中心に各種プロモーションツールなどの制作を通じ、ブランディング全般を担当。その他、個人事業者の名刺から大手企業のプロモーションツールまで幅広くデザインを手がけGDdesignとしてフリーランスの活動をしている。

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