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グラフィックデザイナーになるために今から役立つ経験

グラフィックデザイナーになるために今から役立つ経験

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将来グラフィックデザイナーになるためには、どのような勉強や取り組みが役立つのでしょうか。単純に考えると特に美術に力を入れておけばいいように感じるかもしれませんが、実際のところはどうなのかを、高校時代に経験しておくことがいいことも合わせて、現役のグラフィックデザイナーに聞いてみました。

どの授業でもデザインの個性へとつながる

デザインのアイデアを考えるときは、さまざまな知識を活用することになります。デザインを作り上げていくうえでは引き出しの数が多いほど、バリエーション豊かな発想も可能となってきます。
誰しも得意不得意はあるでしょうが、打ち合せの際に歴史的な人物や背景を知らないと困るような状況が出てきたりもします。さらに数学や物理などが役立つ場面も実はあって、オブジェクトを作る際に効率よく作るにはどうしたらいいかなど、テクニカルな部分において応用できることも多々あるそうです。
たくさんの知識をもっている、引き出しの数が多いことがグラフィックデザイナーとしての価値を高めてくれ、利用できる機会も多く存在します。
デザイナーを目指すためには美術に力を入れるのはもちろんですが、高校で学ぶ授業科目については、すべて一生懸命に取り組んでおいたほうがよさそうです。

作品の美しさやおもしろさを言葉で言えるようにする

あるグラフィックデザイナーによれば、できるだけ早い段階から、興味のアンテナを多方向に張りめぐらせて、いろいろなものを見るということが大切になってくるそうです。
作品はもちろん、映画や本、Web上にあるおもしろい動画のほか、友達が言った言葉なども含めて、おもしろいと思ったこと、美しいと思ったことを気に留めておくような習慣をつけておきたいところです。
そして「なぜそれがおもしろいのか」「どうしてこの作品は美しいのか」といったことを研究・分析することが、グラフィックデザイナーとして活動を始めたときに役立ってくることがあるそうです。
話を聞いたグラフィックデザイナーの経験談として、まだデザイナーになりたてのころ、当時の先生から「とにかく優れた作品を見て、なぜその文字の大きさでレイアウトが組まれているのか」「なぜこのスペースに対して文字がこの位置に置いてあるのか」などといったロジックの部分を「きちんと研究しなさい」と言われたそうです。
なぜなら、デザインというものはすべてロジカルに計算して組み上げられているものであり、すごいと評価されている理由を自分で考え言葉で表現するということが、デザイナーとしての能力を伸ばしていくうえで大事になってくるからだそうです。
学校の授業ではなかなか難しいかもしれませんが、高校時代から少しでも取り組んでおくといいのではないでしょうか。

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