日本語を対象に言語学の研究を行う<言語学分野>と、日本語と他の言語の比較や、他の事象との関連の中で研究する<個別研究分野>、日本語の習得や教授法などについて研究する<応用研究分野>がある。
<個別研究分野>
●比較言語学
類似性があったり、同じ系統の言語間の比較を通して、個々の言語の特性を明らかにする。
●対照言語学
関連性が不明な言語同士を比較することで、個々の言語の特性を明らかにし、言語の本質を解明しようとする。
●社会言語学
性別や年齢、立場による言葉の違いなど、言語と社会の関係について研究する。
●認知言語学
言葉を脳がどのように認識するかを研究する。認知心理学や脳神経科学との隣接研究分野。
<言語学分野>
●文法
日本語の言葉の構造や文章の構造など文法を研究する。
●音韻論
発音や音韻など、日本語を音から研究する。
●意味論
日本語の意味、内容から日本語を研究する。
●日本語史
日本語のルーツや、日本語の移り変わりについて研究する。
<応用分野>
●日本語習得
日本語を習得する過程を研究し、より効率的な習得法を探るなどする。
●日本語教育
外国人に日本語を教えるために必要な知識や技能を身につけたり、その手法を研究する。
●コミュニケーション
異文化コミュニケーションを含め、言葉(日本語)によるよりよいコミュニケーションを研究する。