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イラストレーターの楽しいことと大変なこと

イラストレーターの楽しいことと大変なこと

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イラストレーターならではの楽しいことや、大変なことについて見ていきましょう。また、スランプはどのように脱出しているのでしょうか。

自分の作品を街中で発見できるよろこび

イラストレーターの醍醐味は、何といっても自分の作品を街中で発見できることです。自分が描いたイラストやデザインしたパッケージの商品が売られていると、
「あ、これ私が作ったんだよ!」
と友達にも言えますね。
 打合わせの段階よりもいいものができて、お客さんがよろこんでくれたときも、イラストレーターが幸せを感じる瞬間です。努力が実った、お客さんと一緒に作り上げたという手ごたえや充実感があります。

ゴールが見えない仕事は苦しい

一方、大変なことといえば、お客さんの中に「正解」がないときです。
 イラストレーターはお客さんの希望を聞いて、いくつかラフ案を提示します。そのとき、お客さん自身が「こうしたい」という答えを明確にもっていないと、何回やりとりをしても「何か違う」と言われ、ゴールがどこにもないという状態になってしまいます。
 その場合は、いったん仕切り直してお客さんの要望をヒアリングすることから始めることが多いそうです。
既存のいろいろなイラストを見せて
「この中で一番イメージに近いのはどれですか?」
と聞いたり、さらに迷っているようなら、
「こちらとこちらでは、どちらが好きですか?」
などと二択を繰り返したりしてイメージを絞り込み、ゴールを明確にしてから再び作業にかかります。曖昧なまま進めるのはお互いにとってトラブルの原因となります。

気が進まない仕事はこうして乗り切る!

プロのイラストレーターになると、自分が描きたい絵ばかりを描けるわけではありません。時に気が進まない仕事が回ってくることもあります。
 あるイラストレーターは
「そういうときは『一人タイムアタック』をするといいですよ!」
と教えてくれました。
「タイムアタック」とは、なるべく短い時間でクリアを目指すことをいいます。
例えば
「このイラストは10分で描き切る!」
とか、デジタルソフトの練習なら
「この写真は5分で切り抜く!」
と時間を決めてその時間内に仕上げていくのです。
 会社勤めでもフリーランスでも、作業のスピードが速いに越したことはありません。学校の課題だったら1日や2日遅れても案外なんとかなります。しかしプロのイラストレーターになったら、納期厳守は当たり前。期日を2日過ぎて120%のものを出すより、期日1日前に60%のものを上げられた方が優秀だとみなされます。
 タイムアタックで制限時間内に仕上げることをトレーニングすると、気が進まない仕事を乗り切れるだけでなく、仕事をスピードアップさせるスキルも磨かれるので、一石二鳥ですね。

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