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バーテンダーという仕事は、一般的には、お酒が飲まれ始めたころから自然に生まれたと考えられていますが、いつごろからあったのでしょうか。バーテンダーの歴史を知るには、バーの歴史を知るのが一番。そこで、日本におけるバーの歴史を中心に、バーテンダーという呼称の由来についても見ていきます。
日本最初のバーは「横浜ホテル」に設置されたもの
世界中のお酒のなかでは、果実酒が最も古いとされていて、紀元前にはすでに飲まれていたようです。
そして、宿と食事が一緒になっているところから酒場がスタートし、長い時間が経過していくなかで、お酒がメインの店が誕生。バーの起源はアメリカにあるとされ、イギリスではパブが発展しました。
日本では1860年に、横浜外国人居留地に開業した横浜ホテルに設置されたバーが日本初とされていますが、当時は外国人向けに営業されていました。
日本人も入店できるようなバーは、1911年に開業したカフェプランタンが初だそう。コーヒーはもちろんビールもありましたが、メインは洋食であり「女給(女給仕人)」とよばれる人たちが接待や給仕を担当していました。
それ以降、次々とバーが出店されていきますが、関東大震災をきっかけに閉店した店舗も多くありました。その結果、関西などにバーテンダーが職を求めて移住し、全国的にバーは広がりを見せたと言われています。
また、1922年に創業した東京會舘にある「メイン・バー」からは、数多くのバーテンダーが誕生し、日本のバーやバーテンダーの歴史を語るうえでは欠かせない存在です。
なお、酒類販売が自由化された1949年は「バーの元年」ともよばれています。
バーテンダーというよび名について
バーテンダーという名前が誕生する以前も、古くから店でお酒を振る舞う人はいました。そういった人たちをバーテンダーとよぶようになったのは、1830年代のアメリカが始まりだという説があります。
名前の由来には諸説ありますが、当時のアメリカでは、酒場は樽の酒を振る舞う場所でしたが、荒くれ者が勝手に樽の酒を飲んでしまうことが多く、樽と客の間に境界線として板のようなものを置いたそう。
その板をバーとよんだことからバーが酒場を意味する言葉となり、そこに番人という意味のテンダーが合わさり、バーテンダーとなったという説があります。
ほかにもカウンターの足置き場をバーとよんだという説や、当時の移動手段は馬が中心で乗ってきた馬をつなぐために店外に棒(バー)が設置されていた、などの説も。なお、日本ではシェーカーでカクテルを作る人を指して、バーテンダーとよぶのが一般的です。
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