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整体師は、お客さんの身体の不調を取り除いていく仕事なので、「人を助けたい」という気持ちや解剖学などの知識や技術は必須といえます。さらに、美容分野やスポーツ分野などの専門的な知識があると、お客さんの要望に応えやすくなるでしょう。ただし、技術さえあればいい仕事ではありません。お客さんの話を聞いて不調の原因を探し出し、直接体に触れて施術を行うため、親しみやすい人柄やコミュニケーション能力といった“人間性”も重要になります。
「人を助けたい」という気持ち
整体師にとって、「人助けをしたい」「役に立ちたい」という思いは、何よりも大切な要素です。この気持ちがなければ、施術を受けに来たお客さんの話に耳を傾け、不調を根本から取り除くという整体師の仕事が苦しいものになってしまいます。「人を助けたい」という思いを抱いていれば、技術を高めるための学習も継続できるでしょう。
人体や健康分野への興味
お客さんの身体の不調を取り除いていく整体師に、人体や健康分野への興味は必須です。体に触れて、骨や筋肉、関節などの状態を確認していくため、体の機能や構造に関する知識がないと、お客さんに合った施術を行うことが難しくなってしまいます。健康や医療に関する技術や情報は日々アップデートされているので、働き始めてからも新たな知識を習得する探究心や好奇心が重要になります。
美容、スポーツなど、専門分野への探究心
整体師のなかには、身体の不調を取り除くだけでなく、小顔効果を目指す施術やアスリートのパフォーマンスを上げるための施術などを行う人もいます。興味のある分野を深く学んでいくことで、お客さんの調子を整えるだけでなく、QOL(生活の質)を上げるお手伝いができるようになるのです。また、専門分野を深めることで整体師としての個性を打ち出せるようになるため、お客さんに指名してもらいやすくなるでしょう。
親しみやすい人柄や清潔感
整体師は、時間をかけて人と接する仕事。一般的に30分~1時間ほどの時間をかけてお客さんの体に触れるので、信頼感や安心感も大切な要素です。ただ技術が高ければいいというわけではなく、お客さんがリラックスして施術を受けられるような雰囲気を作ることも重要なのです。親しみやすく明るい人柄や清潔感を意識することで、安心してもらいやすくなるでしょう。
コミュニケーション能力、傾聴力
施術を行うには、お客さんから体の状態や不調を感じている部分などを聞き、不調の原因に見当をつけるというステップを踏むことになります。お客さんには感じていることを素直に話してもらう必要があるため、整体師にはコミュニケーション能力が求められるのです。特に、相手の話に耳を傾け、本音を引き出す傾聴力が重要になるといえます。
顧客をつけるための集客力
多くの整体師は、整体院やリラクゼーションサロンなどで経験を積んでから、独立・開業の道を選んでいます。開業したばかりの時期は知名度が低いため、SNSやホームページ、チラシなどを活用して、宣伝しなければならないでしょう。将来的に独立を考えている場合は、マーケティングスキルなども身につけておくと役に立つかもしれません。
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